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アキムが去った マカピーの日々 #1389

マカピーです。
やっぱり一昨日ハマナスレストランではアキムを辞めさせることにしました。

レストランの二階に住まわせるのを止めて、近所から通うようになったら日々の出勤時間にルーズが際立つようになりました。

そして通知なしの欠勤も重なって酷くなる一方でした。

また、厨房の使い方では清潔を保つ行動がとれず幾度も注意するのですが改善されることがありませんでした。

一度は、自分から辞めるといったのでたまたま彼の実家のある村の近くに行くから「乗せて行くよ」と伝えたら「ごめんなさい。仕事を続けさせてください」と謝ったので続けさせたのですがうまく行きませんでした。


郊外にあるごみ処理場所

マカピーはハナさんに「彼の悪影響が他のスタッフに及んでいる」と早い時期に去ってもらう事を提言していたのです。

ただマカピーが同時にアキムに対して申し訳なかったと思ったのは、こちらのマネジメントがもっとしっかりしていたら彼もちゃんと働けたのではなかったろうか?という事でした。

それは洗い場担当のハッサンが四十代で最年長、あとのスタッフは二十代、十代なのです。

マカピーは果たして彼等のライフ・スタイルや興味に適合したアプローチを取ることができなかったのでしようか?

そもそも世代が離れて文化的背景や価値観が全く違うのです。

それは日本人とマレイシア人の違いよりも大きな問題なんです。

ゴミ収集車から、まずは価値のあるものが仕分けられます

マカピーやハナさんの世代の考えはマレイシアの内外でも通用します。

ただしそれは同じ様な文化的背景を持つ同じ世代間に限られているんですね。

世代間ギャップとも言えますが、経験者であるマカピー達が彼等に歩み寄るのが大切だと考えます。

若者達は自然となるべく年長者から距離を置こうとします。

ウザったい存在から彼らの仲間に入れてもらえなければ、言葉がキチンと伝わらないように感じました。

タイミング悪くハッサンが休みを取るのと同時にアキムが去ったので、レストランでは人手不足に陥りハナさんもアジズも大忙しになりました。

マカピーは飲み物の台所で洗い物していながら「求人」を真剣に考えるのでした。

マカピーでした。
最後までお読み頂きありがとうございます! 出来るアプローチをしよう!




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