それは悪いニュース? マカピーの日々 #1095
マカピーです。
「冠動脈瘤」があるそうです。
といってもマカピーではなく、義父のことなんです。
本日、義母と義弟が義父に同伴して、心臓外科医に言われたのだそうです。
以下は義弟の話から再現した会話
医師:「・・・では、お二人でお父様に私の説明をお伝えください」
義弟:「ちょっと待ってください。なんで我々のような医療の素人が父に大切な話を伝えなくちゃいけないんですか?」
医師:「ワタシも嫌なんですよね。こんな事を伝えるってのは」
義弟:「ハー?先生は仕事でしょう?ちゃんと御自分の診断を父に伝えてくださいよ!」
医師:「・・・そうですか。じゃあ仕方ありません。お父さんをお呼びください。私から症状を説明します」
義父がそれまで2‐3年通院していなかったこの心臓病院へ行って、その挙句が冠動脈瘤とは、なんというタイミングなんでしょう!
「病院ハンター」のような義父は、退職してからというもの自分の健康について異常に気にするようになります。
そして、何故かしら魅入られたように近所でも評判の悪い病院へ行くのでした。
3年ほど前、介護保険の認定で市の担当には義父の主治医的な医師としてこの心臓外科医の事を伝えたそうです。
つまり認知度や運動能力を調査したんですね。
するとなんと、この医者は義父を呼びつけてこう言ったそうです。
医師:「おい、市から介護認定での質問があったよ!○○さんアンタもついにボケちゃったかい?(笑)」
まったく患者への配慮の無さのある医師がいるものだ、とその時に感じましたが今回の症状説明でもこの医師の「性根の悪さ」を感じたのでした。
プロなんだから、ちゃんと自分の仕事をしてくれ!
実はそれまで義父の掛かりつけの「悪評高い」近所の総合病院が移転してしまったので、仕方なく舞い戻ってこの病院に行ったら親族が呼び出される事態となったのでした。
そして診断は「心臓冠動脈瘤」で、高齢者には難しい手術を伴う治療だったわけです。
夕方にマカピー妻が義弟と電話で今後の検討をして、結果をマカピーに知らせてくれました。
・今さらセカンドオピニオンを取る病院を紹介されても、本人が行かないというのは明白だし、診断が変わりそうもないから行かない
・手術による治療は負担が大きすぎて、逆に命を縮める可能性がある
・手術の後遺症で、寝たきりや痴呆症が一気に進む可能性が高い
・結論としては、積極的治療をせずに静かに余生を過ごさせる
そう、ライフステージの最終段階にさしかかっているわけですね。
その後に義母からもマカピー妻に電話連絡が来ました
どうやら、義父は「宣告」を受けて「もうだめだ」と落ち込み寝込んでしまったとの事です。ヤレヤレ
マカピー妻:「まったく肝っ玉がちっちゃいのよね・・・バカバカしい」
マカピー妻は母親に義弟との結論を伝えます。
・弟と今後について話し、父親の子供として合意した
・つまり、体力や認知機能が落ちる手術はしない
・可能な限り今の夫婦での生活スタイルを続ける支援をする
・義父の症状が悪化しないように飲酒と高温での風呂を控えさせる
・何かあったらすぐに連絡してくれればこちらも対応する
果たしていつ、動脈瘤が破裂するかは実のところ誰にも分かりません。
それよりも、義父よりも先に我々に事故が発生する可能性だってあります。
だって、我々は気付いていないけど「人生のカウントダウン」は生まれた時から始まってるんですから!
マカピーでした。
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