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苦しくっても挑戦しよう! マカピーの日々 ♯1561

割引あり

マカピーです。
ハリー叔父に苦言を呈するハナさんです。

おお、9万回て・・・ものすごくうれしいです。ありがとうございます!

ハナさんは、歩行訓練を始めたハリー叔父に「もう歩けるはずなのにいつまでも椅子に座ってテレビばかり見ていない!」と言っていたのだそうです。

実はマカピーも同じ事を考えていました。

自室でテレビを大音量でつけっぱなししながら、スマホゲームも最大音量でプレイするのです。

どれも似た効果音が鳴り響く中で、たまに電話がかかってくると音量を低くしていましたが、大概はそのままです。

ハリー叔父は8カ月前に脳梗塞で左半身麻痺となり、言語中枢も影響していて話す言葉の活舌はあいまいなので電話口では相手も理解が難しいかと思うのですが、本人はどう思っているのでしょうか?

これがモリンガの実(鞘の中に種子がある)

毎日の理学療法器具(ブロアー)での治療を開始してからかなりの成果を上げていますが、ハナさんからすると問題は本人の生活態度を変えない所にあるとみているのです。

3年前に彼の大酒飲みに対して「アンクルこのまま飲み続けると体が動かなくなってしまうよ!」と忠告した通りの結果になってしまいました。

ちなみにハナさんの忠告はかなり的中するので恐れられているところがるんです。

例えばサロンをやっているジョシの旦那は糖尿病が悪化して右脚を切断しています。

彼もハナさんの忠告を守らずに、酔った勢いで喧嘩を吹きかけてくる状態だったので「そんな事では、脚を失う事になるわよ、めったにたらその通りになってしまったのです。

その事を知っているレンは「お願いだから、めったに断言したりしないでね!」と頼んでいるくらいです。

ハナさんにはどうも霊感のようなものがあるらしく、かつてやっていた仕事の恩師(オーナー)の家族ぐるみで親しくしていたのです。

事業を拡大して忙しくしていたハナさん自身が甲状腺の治療でフィリピンで手術を受けて仕事の一線から退くと、自分の家族同様にしていたオーナーの娘が勝手な行動をとるようになり無理な投資で会社経営が傾いたのでした。


モリンガの若い芽

そのうちに不在のハナさんの家の金品に手を付けるようになりましたが、息子を置いてきたハナさんはそのまま放っておいたそうです。

そのうちにオーナーの娘だけでなくその兄弟も「金はどこにある」と家を物色するようになりました。

息子は「皆どうしちゃったの?」と不安がっていましたがハナさんは「アナタは何も心配する事はないから彼らのスキにさせておきなさい」と伝えていました。

オーナーの娘から「損失の穴埋めをするためにお金が必用なのよ!」ともはやかつての親子のような関係はなくなってしまいました。

「お金を出してよ!」と固執するオーナー娘に対して対応策を伝えるのですがもはや理性をなくしてしまった娘はハナさんを責めるのでした。

「そういう事を言ってはダメよ。さもないと近くあなたの家族を失う事になるわ」

ハナさんは「人質状態」の密かに「囚われの身」となっている息子を脱出させるための計画を練っていました。

ある日、マカピーが運転する車に乗っていたハナさんが「今電話があって私の大切な会社オーナー(共同経営者)が亡くなったと連絡があったわ。フィラ(オーナー娘)に行った事が実行されたのよ。残念だわ」

しばらくハナさんは車窓の外を眺めながら涙を流していました。


モリンガ入りの緑豆とナスの煮つけはレンの手料理

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