「いいんだよー!」って言われても マカピーの日々#0985
マカピーです。
本当は気乗りしないことでも「うん」て返事している事ってありますよね!
マカピー母や義父母との会話を考えてみていろいろ考えさせられます。
というのは、過去に言った事や約束した事を反故(ほご)にしてしまった時や忘れてしまっていたりした時、はたまた「自分では承諾したくなかった事を了解してしまっていた」件であれこれ指摘されると、理性的な対応が難しくなることってありますよね。
そして、感情が高ぶってしまい大きな声になってしまう事があるじゃないですか?
え、ない?
そういう方は若くてフレキシブルな脳を持っていいらっしゃる方とお見受けします。
志村けんさんのコントの中にも、のけ者にされたり、どうしようもなくなった子供が「いいんだよー」っていう場面があります。
あれなんです!
実はマカピー母も、まったく同じ反応するんですよ。
それは会話の中で、母の言っている矛盾に気付いた時など、マカピーが畳みかけるように「ねえ、それって自分が普段言っている事と違うじゃない?」と言えば、おそらく彼女は「しまった」と思っているのでしょうけどそれを認めるのもシャクにさわるのでしょう。
「フン、いいんだよ!」
この言葉が出ると、母は心を閉ざしてしまいその後の会話がうまく進まなくなります。
マカピー母は三姉妹の長女で生家で生まれ育ち、婿取りで地域での民生委員などを長く続けたこともあり近所でも一目置かれる立場であったのです。
彼女の父(マカピー祖父)が村の中でも一目置かれる人物であったこともあり、しかも妹たちのように嫁の立場を経験していないのでした。
かつて農村部では習慣的に、どうしても女性の立場の弱さがあったからです。そんな中でも「勝気な性格」の母はあまり反省をしない人でもあったのでオピニオンリーダー的存在でもあったのですが、もちろん軋轢も生じました。
母は父と一緒になって養蚕や養鶏のほかにもキウイフルーツ栽培や畑作もこなすとても仕事熱心で小さいけれど動きの素早い女性で子どものボクから見ても尊敬できる立派な女性でした。
それでも彼女の勝気な性格的から口論ともなると、亡くなった父が「お前は嫁に行ってないから、そんな口がきけるんだよ」と注意した事を覚えています。
そんな中で子どもたちどころか、孫たちも自分をやり込めるような会話を仕掛けてくると様に感じたら、皆さんならどう対応するでしょう?
最初の頃は適当にあしらう事も出来ますが、高齢ともなると自分の言行に不一致があったりしてもリカバーできないのです。
それを指摘されると口惜しくなって言い返したいのに言葉も活舌よろしく出てこない!
「ムムムム・・・」どうしてくれようか?
と思案している間にも孫や子供の執拗な「ねえ、おばあちゃん分かってんのかなあ?」なんて言われた際には一言いいたくなります。
「いいんだよ、ほっといてちょうだい」
マカピー義母がマカピーのマレーシア出発直前に「パーマ屋さん」に行くと決めていたのに、今日マカピーが訪ねてゆくと眼の前で「そうね、今予約入れておこうかしら」と電話予約を入れたんです。
その会話を聞いてマカピーはびっくりしました。
マカピー:「ちょっと待ってください、おかあさん。予約を明日にするんですか?マカピー妻と11日にするって決めてましたよね?」
義母:「だって早くした方が気持ちいいもの!」
マカピー:「じゃあ、明日の明日の8時45分に車で迎えに来ます」
義母:「いいわよ。私一人で行けるから!」
マカピーが帰宅してその事をマカピー妻に告げると
マカピー妻:「ハー?どうしても決めたことを守れない人よね。本当に老人と暮らすって大変だと思うわ!」
マカピー:「ボクは大丈夫だから」
マカピー妻:「そういう事じゃないから。これってマカピー母の『いいんだよ』と同じなのよ!つまり自分の決めたいようにその場で変えちゃうのよ」
マカピー:「・・・」
しばらくして、むすめは母親に電話連絡していました。
「もう、お母さんたら勝手に決めちゃだめよ。それに一人で行くっていったってこの寒い中道端で転んだらどうするのよ!ちゃんとマカピーに送り迎えしてもらいなさい!」
母娘だと語調がきつくても「角が立たない」というのは本当ですね。
マカピー母もマカピー妻も三人息子で娘が一人もいないのは何かの因縁でしょうかね?(笑)
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。好々爺を目指しています!(笑)
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