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あなた、だんこんの世代ですか? マカピーの日々#1001

マカピーです。
間違った記憶をすると困ったことが起こります。

一緒に仕事をすることになった女医でもあるハナさんが言いました。
「人は死ぬ直前まで勉強するんです。知ったかぶりをしたりせず、年下の人からも新しい事を教えてもらう事って大切です!」

確かにそうですね。
マカピーにしても「ボクはこの道の大家です!」なんて言ってられません。
色々やってきても、まだまだ分からないことばかり。

海辺の村を歩いていると大きなハゼ?が穴からどっぴょーんと飛び出しました。



それでも、「最近なんとなく分かって来たことってあるよね」ってな感じなんです。

「首(こうべ)を垂れる」という言葉は、不遜になってはいけないという戒(いまし)めの言葉だと思います。

で、表題の「だんこんの世代」ですが、実は会食中にトキちゃんから聞いた時に食べていたものを吹き出しそうになりました。

それは彼女が「うちのお父ちゃん、典型的なだんこんの世代だから!」と言ったからです!

これはアマツバメ?用の家で年に二回その巣を収穫して、かの有名な中華料理などの「ツバメの巣」となるのでした。現在はスピーカーを付けてツバメをおびき寄せる鳴き声を大音量で繰り返すので近くにいるとうるさいです!

彼女の旦那さんは、実直で曲がったことが大嫌いな九州男児で出張中でその場にはおらずさぞや「立派」な方かと思ったのですが、後でお会いすると外見は「普通」の方のようでした。

その話を聞いたのはお互いにネパールにいたころで、単なるトキちゃんの言い間違えだと思ったのでした。

ところが、トキちゃん家族が日本に帰国して数年後に会った際にも同じ言葉を聞いた時は、これは完全に思い違いしていると確信しました。

マカピーはそれを他の人に言っていると思ったらあまりよろしくないかと思いマカピー妻に「トキちゃんにだんこんじゃなくて『団塊の世代』って伝えた方が良いんじゃないの?」と耳打ちしたのですが、結局タイミングを逸して伝えられないまま終わってしまいました。

村のはずれにある海岸に向かうデッキウオーク。ところどころ歯が抜けるように腐っています。そこをオートバイで通り過ぎる人がいるのですが、一体どうやって?と不思議になります。

まあ、トキちゃんほどではないにしても、多くの人が似たような間違えた記憶で、赤面するようなことは無かったでしょうか?

マカピーはあまりの悪筆なので、両親が少しはましになるかと小学2年生から5年生まで習字塾に通った事があります。

5年生までの3年間足らずだったのは先生が直腸がんを患って亡くなってしまったからでした。

同じ年の従弟が行くというので勧められて行くと、隣町である前橋市毎週行くのが楽しくなりました。

そこにはマカピーの住んでいるところと違う都会の雰囲気があったのはさすがに県庁所在地だったからでしょうか。

引き潮で浅瀬となったので人がボートを引いていました。

その塾に、きれいな中学生のお姉さんがいました。

飾らず背筋が伸び知的な雰囲気で素敵な人だなあと思っていたのですが、マカピーと同じ年くらいの同じ塾生の男子は彼女をからかって「さんずいどぶあけみ」と呼んでいたのです。

へー、とっても品がある女性なのに、すごい名前なんだなあ!

おそらくマカピーもみんなに倣って「さんずいどぶあけみ」と幾度かからかって彼女に「コラッ」って睨みつけられたことあるかと思います。

しかし、よく考えれば漢字の部首を覚えるのにそう呼んだわけで、おそらく本当の名前は「渡部あけみ」さんだったのです。

まさか今でも彼女を「さんずいどぶあけみ」と呼ぶ人はいないと思いますが、一度インプットされると途中で大恥でもかかない限り間違えた名前が出て来てしまうのでした。

浜辺で会ったオッチャンがロブスターを持って来て見せてくれました!

そして今でもトキちゃんは相変わらず、旦那さんの事を「だんこんの世代」って呼んでいるのかしら?

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。成人した「さんずいどぶあけみ」さんに会ってみたかったなあ!





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