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「乗りかけた船」はどこへ? マカピーな日々#0827

マカピーです。
なんと、マカピーは「乗りかけた船」に飛び乗ったんです。

マカピーは『乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ』という諺がツルゲーネフの名言だったとは知りませんでした!

優柔不断はタイミングを逸してしまうから、腹を決めて行動する時に言われる言葉です!

人は目の前に来たものが「チャンスであるかどうか」は直ぐに見分けがつかないものです。だから迷いが発生します。

どうするべきか、逡巡(しゅんじゅん)するのですが、これが実に厄介な事態を生むのでした。

誰もが人生の岐路に立って周囲を眺めると相談する相手がいると思います。例えば友達や妻がいて彼らに「これからこんなビジネスを始める」って尋ねたらどんな返事が来るのか、想像ができますよね。

「そんな海のものとも山のものとも分からない事に関わらない事だ」
「そんなことをしたら、友達を失うよ」
「もっと確実な仕事を選ぶべきだ」
「その年で開業のリスクをとることができると思っているの?」
「家族を巻き込まないで!」

そもそも相談する人が、自分と同じレベルの人に相談すると大概商談が成立しなくなります。それは大所高所から判断できる経験者や会社経営者でないからです。

さて、マカピーの場合です。
noteを開始して、しばらくしてから仮想会社「Macapy Inc.」を開設したのは1年ほど前になります。
マカピーがCOVID-19によるリストラに遭って会社を辞めることになったから、「そんなら、自分の会社を作ればいいじゃん」と始めたのでした。

ただ、旗揚げはしたけど何をするのか決まらなかったのです。

すると、ひょんなことからnoteで『エーカム』さんが押しかけて来て、勝手に社員一号宣言をしたので、名誉無給社員となっています!(笑)

その後、マカピーは7か月間南アフリカに出稼ぎの仕事をして今年の3月末に帰国すると、あのハジさんが待っていたのでした。

コタブルドで夕立に遭ったら一瞬虹が出たよ

彼は2年前にマカピーをマレーシアでの彼の仕事に参加するように誘ってくれたのですが、その後にCOVID-19の悪化、そしてロックダウンしてしまったマレーシアからハジさん夫妻も避難撤退したのでした。

ところが彼自身がCOVID-19に感染、重篤化して生き延びていたのです。

残念なことにハジさんの奥様は同時期に発症して、亡くなってしまったので、マカピーはその報告を南アのダーバンで受けた時は、前年にお会いしたばかりだったのにと愕然としたものでした。

キナバル山にジオパークがあるんだ!

さすがにマレーシアでの活動は夢に終わったか、と思ったのは自然な成り行きでした。

ところが何よりも驚いたのはハジさんが「ダイ・ハード」であることでした。奥様の死を乗り越えて『仕事を本格開始する』というのです。

そして、東京で新しいパートナーを紹介してくれ、本人は5月中旬にマレイシアに戻り、生活拠点の住宅に事務所機能を加えて整備したのです。

一方マカピーは「2年前は3泊4日訪問ではほとんど理解できなかったことから「現場をもっと見ておきたく」て7月から1か月間現場に行き様子を見にやってきたのです。

頭で考えていても、現場に来なくちゃ分からない!

モスクのミナレットの間にキナバル山

マカピーはコタキナバル(KK)に来てハジさんの家に泊めてもらいながら仕事についてや人生に関して、あきれるほどいろいろ話し合って過ごしていたのでした。

そうしたら、ある晩ハジさんが「ボクの設立した会社が3つあり、その一つを任せたいんだけどどうだろう?」と言われたのでした。

「え、マカピーが社長になるの?」

雨雲に煙るキナバル山とリカス湾に浮かぶマスジッド

もちろん、マカピーには会社運営の経験があるわけではありません。それでもハジさんはマカピーを選んでくれたって嬉しい事です。

マカピーは、早速マカピー妻と3人の息子に相談しました。

早速マカピー妻からは手厳しいコメントがありました。
さもありなんと、予想していた通りでした。(冒頭の反対意見)

ところが、英国にいる長男がメッセンジャーで話をしようという事になり説明すると、リスクの内容が分かり安心したようでした。

その後、三男からも「頑張って!応援するよ」とメッセージがありました。

もちろん商売がそんなに甘くはないと思うのですが、マカピーは一歩を踏み出すことにしたんです。
マカピー妻の意見はとても示唆に富んでいるものでもあります。だって否定する意見だってあるべきですから!

海岸のカニの巣の砂団子と貝

そしたら面白い事が起こりそうな予感があるじゃない?
それにハジさんも伴走してくれると言ってくれている。
自分がかつて活動したことのあるマレーシアだったら生活しやすい。
知れば知るほどマレーシアの素晴らしさが分かってくるのでした。
この土地で仕事をして「三方良し」の商売になればいいなあ。

何よりも、最初はnoteでお遊び的に会社経営するって宣言していたことが
こういう形で実現するとは思わなかったからでビックリです。

人生とは面白いですね!

そう、マカピーは「乗り掛かった船」に飛び乗ったんです!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。最終的には会社をMacapy Inc.にします!





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