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殺し屋を雇ったんだって? マカピーの日々#1003

マカピーです。
うーん、殺し屋を雇うってことあるかなあ?

皆さんも、自分の人生の中で「この世から自分がいなくなってしまった方がいい!」なんて思う事ってあったかしら?

確かに穴があったら入りたいような大恥をかいたら「もう、死んでしまいたい!」とは口にしますが、それで自殺する事はありませんよね。

例えば下記のような発言をしたとします。

これは冗談ですけども、なんとその人は自分を殺すために実際に殺し屋を雇たのだそうです。


ブギス族の村で

かつて3年半ほど仕事で済んだことのあるマニラ(フィリピンの首都)で「殺人請負業」があるとはまことしやかに噂になっていました。

しかも、利用客と殺す対象が双方とも「日本人」であるというブラックジョーク的な話でした。

今は隣国サウジアラビアとの戦争でひどい事になっていますが、かつてイエメンにいた時は、新聞広告に武器の種類とその値段が書いてありビックリしました。

そのリストには世界各国の銃火器がありました!

成人男子ともなるとジャンビアと呼ばれる短剣をベルトに着けるだけでなく自動小銃を肩にするのが普通の社会だったんです。

さすがにマカピーも最初はびっくりしましたが、慣れるとそれほどでもなくその武器を使って喧嘩する事件も殆どありませんでした。

ただし部族間で行く世代にも渡って復讐劇が繰り返されることがあり「恥」をかかされると徹底的に仕返しを続ける習慣がありました。

そのために政府が双方の代表者を公開処刑する模様をテレビで放映して部族争いを終結させていたと聞いた時は正直「ホンマかいな?」って思いました。

実際にマカピーの仕事場でやっていた研修に来た一人が、ある晩「近くに刺客がきている!」と言い残して行方不明になってます!

まあ、これは殺人の種類が違うようですけど。ヤレヤレ

油ヤシの林に肥料として戻される搾油後の残渣に生えるキノコ。これは食べられませんがフクロタケが見つかる事もあり美味しいです!

さて、話を「自分殺しのための殺し屋」に戻します。
その人は自分の行動が家族の迷惑となり、新聞にもテレビにも容疑者としてでてしまい親戚からも後ろ指をさされるようになったのだそうです。

それまで、一番信頼しいつもかばってくれる父親からも、張り倒され罵詈雑言を浴びせかけられ、見放されたと思った時に「もう生きていても仕方ない」って思ったのだそうです。

そのひとは「自分は悪い事をしたつもりはない」って思っているので最後の後ろ盾が無くなってしまった時相当つらかったようです。

偶然が重なり、その依頼は実行されなかったそうです。


ほーら今日の収穫!料理されたキノコ料理は美味しかった!

それよりも、ある指導者の知るところとなりその人は改心し生きる事にしたのだと聞きました。

まだ死ななくっていいんだ!

もっと生きてていいんだ!

最後の審判の日が来るというのなら、それまで自分に偽らずに生きてみよう!


シンプルだけどブギス族家族のもてなしが嬉しかった!

そうなんです。
ただ生きる事だけでもどんなに素晴らしい事なのかってことなんです!

例えばマカピーがある有名人のライフスタイルをまねても、その「誰か」になる事はできませんよね!

でも、よく考えてみれば、我々の存在それ自体が「奇蹟」であるのだから、そのオンリーワンの「カケガイのない人生」が果たしてどんなのか徹底的に楽しんで生きてみましょうね!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。殺し屋はいりません!



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