失って分かるもの マカピーの日々 #1076
マカピーです。
なるほど、これが「入れ歯」ってやつか!
マカピーの右下のインプラントが不調になったのは2年ほど前、2021年の夏の事でした。
近所の歯科クリニックで炎症止めの薬を貰って、南アに7か月ほど滞在するのですがその間もインプラントの歯周病は静かに進行していたのでした。」
帰国してレントゲンを撮るとその映像にビックリしました。
3つの歯を連結する形で作った義歯は3つのインプラントで支えられていたのですがそのうちの1番目が宙に浮いたようになっていたのです。
歯科医師:「ありゃりゃ、骨が歯周病で無くなってしまってますね」と説明します。
マカピー:「先生、どうなりますか?」
歯科医師:「うーん、まさかこんなになっちゃうとは思わなかったなあ」
マカピー:「歯周病ってインプラントでもなるんですか?」
歯科医師:「そうなんですよ。でもこのように空洞化してしまっては骨は再生しませんからね・・・」
マカピー:「と、いうことはインプラントを諦めるってことですか?」
歯科医師:「残りの2本目も歯周病でかなり危ないですが、3本目と併せて何とか持ちこたえられるか様子を見ましょう」
で、今年2月にマレーシア滞在中に案の定、2本目は持ちこたえられずにすっぽり抜け落ちちゃったんです。
ハナさんが作ってくれたナシゴレン(チャーハン)を食べている最中に、アレ?てな感じでビックリしました。
最初は「なんでナシゴレンに石が入ってるのか?」って思ったのでしたがそれがインプラントの義歯でした!
食事を終えて、洗って義歯をよく見ると2本目が骨から抜け、3本目が義歯から外れてプラントそのものは杭状に残っているのでした。
ところがさらに窮地に陥るのでした。
左上の奥歯の詰め物が脱落しちゃったのは、インプラント脱落で右側で噛めないから左側の負担が大きくなったのもその理由だったようです。
こうなると、まともにご飯が食べれなくなってしまいます。
それで近場の歯科では詰め物の接着さえできずに、10時間かけてたどり着いたコタキナバルのクリニックで、ようやく接着し戻してもらったのでした。
日本に帰っていつもの歯科クリニックに行き、脱落したインプラントを見せました。
歯科医師:「あー、やっぱり落ちちゃいましたかね?」
マカピー:「3本目のインプラントは使えそうですか?」
歯科医師:「大丈夫そうですね。3連の義歯から一本分削り出して3本目に乗せましょう。後の2本分は普通の入れ歯になりますね」
で、インプラントを一本再生し、今日残りの2本分の「入れ歯」が出来たのでしたが、マカピーにとって入れ歯って初めてでとっても違和感があるんです。
しかも前後の歯に金属のツメを引っかける形になるだけでなく、舌の下にまで潜り込むスカート状の義歯の台座もなんだか居心地悪いのでした。
4日後に再調整すると予約をして帰って来たのですが、今でも妙な異物感が付きまとうのでした。
そもそもタイやベトナムでインプラントをやったのは「入れ歯」にしたくなかったからなんです。
それなにインプラントの根の周囲の骨が無くなってしまってはどうにもしようがありません!
まあ、これでちゃんとご飯が食べられればOKっていう事でしたが、実際食べて見ると、その荷重で歯茎も支えている前後の歯まで痛くて食事を続けられないのでした食。
食事中は外して食べる事になりました。
なんだか、もう入れ歯をする気にならず洗浄するケースにいれたままです。
しかしそのまま慣れない訳にも行かないので徐々に嚙む練習もしようと思います。
歯も頭髪も失って初めて分かることがありますね!(笑)
さてと、これからは他の歯と同じく、歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシで大事にしまーす。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。歯は死ぬまで大切ですよ!
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