現場に戻りたい! マカピーの日々 #1071
マカピーです。
帰国して早1週間が、あっという間に過ぎました。
(冒頭の写真のアパートに表示されているマレー語ですが、「お元気ですか、ヒヤマ」って意味が分からん!)
マカピーが不在ながらも、現場ではハナさんが孤軍奮闘頑張っている様子が毎日WhatsAppに送られてきます。
一方こちらからは「あれはどうなってるか?」「これはどうか?」と聞きつつ、気休め的にこちらの春の様子を添付して送っているのでした。
昨日は出荷手続きで帰宅が夜の11時を回っていたそうです。
そういう連絡を受けると、やっぱりマカピーも早く現場にもどって活動したいと思いますよ。
しかもマカピーが帰国するとハナさんは敬虔なムスリムとして断食(ラマダーン)を始めました。
そうなんです、マカピーがムスリムでないからその帰国まで開始をずらしていたんです。
朝3時過ぎに朝食をとると、日没後まで水一滴さえも飲まないのですが暑い国ではとても大変です。
(つまり11時に戻り少し寝てすぐ起きてお祈りしてご飯を食べるのです)
ハナさんは大きな手術をしてここ2年は断食をしていなかったそうですが、マカピーと仕事を始め超多忙に加えて、息子と一緒に断食をしているというのもチャレンジですねー。
マカピー達の仕事の方は、村の人による生産物の横流しが発生していたので「会社との契約不履行」は違反である事をハッキリさせるためにハナさんは素早く警察等の介入をさせています。
やはりこうした訴えをするには、これまでにきちんと「会社を登録済み」であった事が大きいです。そして更に横流しをさせた仲買人にも警告したそうです。
横流しが止まりり会社への入荷量が増えたので、生産物の買取が再開してその出荷に夜遅くまでかかわったわけです。
マカピーとハナさんは「今後、現金や資材は村人に任せないで我々自身が直接管理する」と決めたのでその通りに実行しているのですが、実際は目を光らせる時間が長くなり相当大変です。
マカピーもすぐにでも帰りたいのですが、諸事情で戻れないのです。
ヤキモキしながらも、マレーシアに戻った後の事業展開などについて検討し、歯の治療をし、金融関連の整理をして過ごしています。
昨日もアフリカで一緒に仕事をした方と会ったのですが、彼のいた会社のエンジニアの方が生産ライン設備に詳しい方ですぐ近くの町に住んでいるというのです。
「まだ、事業が始まったばかりですが生産量が増え工場設備投資を考える際はご相談させて下さい」と伝えると「承知しました」と返事がありました。
そういえば、この事業を開始すると決まっていなかった頃はハジさんに言われるままに、投資先を探して酒屋さんを回ったり、農協へ行ったり、県知事に会いに行こうとしたり、種苗会社の面接に行こうとしたり・・・いろいろやりましたが、京都の動物園以外は殆ど実現しませんでした。
そりゃそうですよね。
マカピーの持ってゆく話って、実績が無いんだからよっぽど暇な人でなくちゃ話に乗ってきませんよ(笑)
でも、少しづつ販売実績が積み重なり、次の事業展開も具体的に検討できるようになると「夢物語」から「事業計画」として真剣に聞いてくれる人が増えてくるのでした。
そうだ、日本でじっと耐えながら情報収集して、マレーシアに戻ったら一気に活動するぞ!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。停滞は見せかけで事態は進行している!
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