つまりは「おしかつ」なのね! マカピーの日々 #1087
マカピーです。
誰かを応援するって事は「喜び」なんですって!
マカピーが「世の中変わったなあア」って思うのは「推し活」を楽しんでいる方が多いって事なんです。
しかも、「推し活」されている皆さんそれで性格がポジティブになるって言うんですよ!
え、誰かにお金を貢いで幸福感?
お金を貰って幸福感なら分かるよ!
先日東京の銀座でK夫妻と食事をした後で「銀座シックス」へ行ったのはマカピー妻が好きな場所でもあるからです。
そこの屋上ガーデンは無料で開放されていて、ちょっとした森林浴ができるんです。
眺めも良く、銀座の通りを見下ろせるし、相向かいはユニクロ本店です。
東京タワーもスカイツリーも見えますよ!
K夫妻は前身の「銀座松坂屋」はご存知でしたが「銀座シックス」初めての経験でアトリウム空間のディスプレイや蔦屋の充実した店舗なども楽しんだのでした。
この高級ブランドの集合体である銀座シックスですが、地下2階に「能楽堂」があるんです。
観世能楽堂があり、建物から出る際に5月の連休に無料公演のパンフレットが目についたので一枚とってK夫さんに渡しました。
すると、K夫さんのそれまでの「妻に付いて銀座までやってきてしまったよ」的な態度が打って変わったのでした。
実はk夫妻はマカピー夫婦の縁結び的な方なんです。(下記のバンコクでの記述に出てくる方です)
都内で上げた結婚式場ではK夫さんが、祝言歌である『高砂』を朗々と歌ってくれたのでした。
余りに上手なので後で尋ねると『能』をやっているとの事でした。
マカピーはその事を今回パンフを渡すまですっかり失念していたのでした。
k夫:「ボクの流派は観世流と違うんだけどね」
マカピー:「流派っていくつあるんですか?」
k夫:「五つあって、ボクのところはちょっとマイナーだなあ・・・」
マカピー:「そもそも能っていつごろから始まったんですか?」
k夫:「室町時代かな。観阿弥、世阿弥って聞いたことあるでしょう」
マカピー:「ああ、猿楽とか呼ばれたんでしたっけ?」
k夫:「そう。ボクの流派は豊臣が庇護していたけど、関が原で負けちゃったんで勢いが無くなっちゃったって言われているんだけどね」
なるほど、古くから伝わる伝統芸能なんですね!
k夫:「流派の家元は衣装から面からすべて持っていて、弟子たちはそれを借りて演舞したりするんだけどね・・・」
マカピー:「それって、全部持って管理するとなったらものすごくお金のかかる話ですね」
k夫:「だから、昔からパトロンがいたんだろうね」
それで思い出したのは、昔の日本では俳人などが地方に出かける際は、地元有力者がスポンサーになって宿泊や飲食それに路銀(旅費)を負担して「句会」などを開催したと聞きます。
話は飛びますが、かつて5年ほど滞在したウズベキスタン共和国では学校教育の科目に「朗読」というのがありました。
いかに朗々と感情豊かに詩歌を演ずるというのが重要視されている証拠です。
ですから即興で「韻」をふんだ歌を作ってみんなの前で披露する技量を持った人が沢山います。
かつてはシルクロードの一部として栄えたウズベクですが、古くから地方都市をめぐる吟遊詩人がいた事でしょうし軽業師(かるわざし)や演劇をする集団もいた事でしょう!
地方都市などでも、有力者はそうしたグループを受け入れ娯楽を提供するのは富裕者としてのしての義務でもあったし、おそらく自分自身もそれを楽しんでいたんでしょうね。
最近の日本では「推し活」かも知れませんが、かつては「タニマチ」がいたりしましたものね。
クラウドファンディングにしても、結局のところ「あ、これいいなあ」「この活動を支援したい!」と各種団体に寄付したりするのと何ら変わらないことでしょう。
また、それになりすまして「金を巻き上げる輩」もいるかと思いますがともかくスポンサーシップをするって、大企業でなくても個人でも簡単にできる世の中になったって事は素晴らしいですよ!
例えばボランティア参加は体力的、日程的に無理でも、金銭面で支援するってことも可能な訳ですよね!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。「スキ」も推し活だね?
もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!