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知ったかぶりしないで食べよう!マカピーな日々#0824

マカピーです。
ウッサはドラゴンフルーツを生まれて初めて食べたそうです。

マカピーがロヘルさんの息子の婚約式に呼ばれた晩に、ハジさんの家にウッサおばあちゃんと若いカップルが訪ねてきました。

聞けば大学3年生で寮が閉まっているので10月の新学期が始まるまでこの家にいるマリンのおばあちゃんです。カップルの男性はマリンの8歳年上の兄で、奥さんはマリンと同じ年で最近結婚したばかりでした。

今回彼らは陸路東海岸のサンダカンからやって来たので、飛行機と違って無制限?に荷物を運んできたのでした。

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若い二人はKKのホテルに泊まるとのことで、ウッサは久しぶりにマリンと一緒に寝るからと決めていたようです。

ウッサは発泡スチロール箱いっぱいのエビ、魚、それに海藻のカラギーナン、カラマンシ(小粒の柑橘)、青くて酸っぱいマンゴ、キャッサバから作ったピヨト、唐辛子などドーンとハジさん宅に運び込んだのでした。

明けて翌実の朝食では先日マカピーが買ってきたドラゴンフルーツをプライが盛り付けて出したところウッサは驚いたのでした。
ウッサ:「なんなの?この恐ろしいような赤い色した果物は?」と目を見開いたのでした。
プライが「ワタシもマカピーが買ってきたので初めて食べたのよ。ハジさんは大好きになったし私も好きよ。食べてごらんなさい」とつたえると恐る恐る口に持って行き「ああ、なるほど。果物なのね。美味しいわ。こんな珍しいもの初めて食べたわよ」と喜んでました。

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それを聞いたハジさんが「初物を食べると長生きするっていうよ!ウッサ良かったね!」というとにっこり笑ったのでした。

お昼ご飯はウッサとプライがサンダカンの魚のフライそして海藻サラダを作ってくれました。
海藻(カラギーナン)はサンゴのような形をした緑色した海藻でこれをお湯で処理して味付けし、赤玉ねぎ、青くて酸っぱいマンゴそれに唐辛子とカラマンシで調整すると抜群に美味しいサラダができます。
「海ブドウ」と呼ばれる海藻もその仲間ですが、マカピーもこのコリコリ感覚がうれしいのでフードコートに行っても必ずそれを探し出すのでした!

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ご飯もあったのですが、ハジさんの好物は「ピヨト」です。
ピヨトはキャッサバをふかして練った物らしいのですが、作ったのを見たことがありません。ただ黄色い色が強いのでターメリックを加えているらしいです。これを温かくして食べるのです。
(もちろんラップをはずす)

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これ自体は味がついていないので、汁やソースにつけて食べるのでした。
結構腹持ちがするのでした。マカピーは青年海外協力隊で来た時にはピヨトを食べたことがありませんでした。

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おそらくマカピーが付き合っていたのは内陸性のルングス族がメインだったので海洋民族を食習慣を知らなかったからです。

マカピーも確かにいろいろな国で暮らして現地の食べ物を食べたものですが、地元に親しい人がいないとなかなか新しいものを口にする機会は無いものです。

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マカピー:「そうだ、サヨール・マニスのスープがおいしいよね。卵とじにしてさ・・・」って先日行った市場にあった「サヨール・マニス」の束を思い出しながら言いました。

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するとプライが「なにそれ?サヨールって言うからには野菜よね?マニスって事はきっと甘いのよね」
マカピー:「あら、食べたことないの? どちらかというと、野菜じゃなくて木の枝だね」
ウッサ:「ああ、思い出した。あれは緑が鮮やかで美味しいね」
プライ:「えー、なんでワタシだけ知らないの?」

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ほーら、若者だからってし新しいものを知っていると限らないし、みんな人それぞれでいわゆる「割れ鍋に綴じ蓋」なんですよ。

知ってる知らないを競い合ったり知ったかぶりするのではなく、どんどん積極的に美味しいものを食べよう!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。医食同源で健康になりましょう!



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