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4泊5日-憧れの雲ノ平(5日目:双六小屋から新穂高温泉)

            山行日:2022年09月29日(木)~10月3日(月)

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2日目はこちら
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3日目はこちら
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4日目はこちら
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ついに最終日。槍ヶ岳や笹ヶ岳への寄り道も頭によぎったが、縦走を無事達成することを優先し真っ直ぐに新穂高温泉を目指すことにした。

macaのコースタイム

05:20 双六小屋
06:10 弓折乗越
06:40 鏡平山荘(休憩15分)
09:20 ワサビ平小屋(休憩10分)
10:10 新穂高温泉駅
                           *適宜休憩あり

macaのコースタイム

雰囲気

新穂高温泉発のバスにさえ乗れればいいので明るくなってからの出発。日の出はテント場からは見えないので諦めた(再び双六岳に上るほどの気力はなかった)。とは言いつつも、朝焼けの様子は気になる。

開けた所に出るたびに空模様を確認

鷲羽岳が若干色付いている

朝焼けタイムが終わり通常の空模様
この日は雲が多めだが下山日なので問題なし

槍ヶ岳から延びる稜線たちがどれも美しい

スタートからあまり高低差はなかったが、鏡平山荘が見えてから本格的な下りがはじまる

あと少しだけ緩やかな道が続きそう

雷鳥を発見
(この5日間で3回出会えたのは多いのか少ないのか)

ここからしっかりした下り

鏡池で逆さ槍の撮影を試みるがイマイチ
逆光+スキル不足に打つ手なし!

道中、今年の紅葉は色付きが悪いと耳にしていたがそれでも十分綺麗

こちらは紅葉前に落葉した模様

全体を見渡すとまだまだ秋は遠い雰囲気

気付けば緑の綺麗な谷を下ってきたみたい

石畳涸れ沢
文字通り石畳のように岩が綺麗に並んでいる

勾配が緩やかになり川が見えるとそろそろゴールかなと思う
実際はわさび平小屋の手前なのでゴールの新穂高温泉まで1時間以上

ここからは林道歩き
意外と凸凹していて疲れた足には辛い

わさび平小屋に到達

野菜や果物が水で冷やされ美味しそう

ちまちま歩いて車止めゲートに到達

ゲートから10分ほどで縦走の終着点”新穂高温泉駅”に到着

あとがき

5日目は下山日なので眺望の良い道を歩くわけでもなく景色には何の期待もしていなかったが、予想に反し十分に楽しむことができた。まず、”眺望の良い道を歩くわけでもなく”というのが見違いで、双六小屋から弓折乗越(鏡平山荘の手前)までは槍ヶ岳を中心とした数多の稜線が見慣れるし、進行方向には笹ヶ岳へ続く稜線と退屈しない登山道であった。
弓折乗越から下は、鏡平の逆さ槍をはじめ、小作新道から見上げる山の斜面は色彩豊かで見ていて楽しい気持ちになった(上りの方々は景色を楽しむ余裕がなく下を歩いている方が多くもったいない)。
さすがにわさび平小屋から新穂高温泉までは退屈な道ではあったが、クールダウンに丁度よいのかと今では思ったり思わなかったりしている。

縦走を終えて

室堂から新穂高温泉までを歩ききったことが自分のことながらすごいと思う。また、怪我なく下山でき、ほっと安心した気持ちになった。不思議と達成感はなかった。全日程で天候に恵まれたので北アルプスの絶景を十二分に堪能できたので、今後ちょっとした良い景色では満足できなくなってしまったかもしれない…これが心配事項。

トラブルなく縦走を終えることができたとはいえ反省点はある。その主たるものが食糧問題で足りなければ山小屋の軽食を利用すれば良いので些細な問題かもしれないが、食料を気持ち節約しながらの山行は累積すれば結構なストレスになっていた気がする。節約の原因が行動食として用意したお菓子が美味しすぎて初日にバクバク食べてしまったためなので、嬉しい誤算と解釈できなくもないが・・・。日頃の登山で行動食を始めとした食料の選抜を行い、ここぞ!の登山の際に選抜(食料)メンバーを携帯する、そういった準備が何気に大事だと体感した。また、山小屋では手に入らないお気に入りの食料は多めに携帯して損はないと思う。多少重量が増えてしまうが食事の喜びは大きい。

今後も継続して活かしたい良かったことも当然ある。兎にも角にも”天気の良い日を選ぶこと”。今回の縦走では、「今後数日は北日本が大陸性高気圧に覆われる」との予報を聞き、山に入った。結果、5日間天気に恵まれることで危険度はぐっとさがり、景色はぐんと良くなり最高の5日間を過ごすことができた。天気の基準を厳しくしすぎると、時間があっても山へ行けなくなってしまうのでそのバランスは難しいが、天気の日の登山は間違いない!

ありがとうございます。励みになります。