美意識のちがい〜背景編〜

ほぼ毎日リモートワークしていて、会議も基本リモートにするようにお達しがあり、日々実践してますが、

特に少人数の会議はなるべくビデオオンにして、お互いの反応がわかりやすいようにしています。

背景は、Teamsの既存の背景を使ったり、リアル背景にぼかしを入れる人が多いけれど、中にはリアル背景をがっつり映す人もいますね。

このへんは他の会社の事情も気になるところ。

リアルがっつり派の利点としては、相手は結構安心感ある気がします。やっぱり画像背景って違和感がすごいので、見てて目が疲れるというか、知らぬ間にストレス感じてる気がする。

なので、あいだをとって私はリアル背景にぼかしを入れるパターンをここしばらく愛用しています。これが自分にも負担が少なく、相手にも安心感を適度に与えられるほどよい落とし所かと、現状着地しています。

前述の通り、リアル背景映すパターンは一番相手に違和感を与えない選択ではあるものの、それは一定の条件下の話であるということがわかりました(わたし調べ)。

わたしが強く不安感を覚えたのは、経理担当者の30代男性とリモート会議をしていたときのこと。

この人は、この半年くらいで入社してきたニューカマーなのですが、どういうタイプの人かと言うと、

転職前には友人と事業をやっていたり、MBAかなにかを持ってるとか、なりもの入りで入ってきたような優秀と言われている(自分で確かめた情報じゃないので伝聞型)人です。

小さなお子さんもいて、以前からリアル背景に、壁に飾ってある家族写真が遠目にも目視できていたのですが、ある日突然、なぜかウェブカメラが広角になったのか?!、奥さんとのツーショットと思われる似顔絵の色紙が映っていたのです!!!

それがどうしたの?と思っているそこのあなた、

ここで、ストップしていただいて構いません。

おや??これはどういうことか、と違和感を感じた方、読み勧めてください。

その似顔絵というのは、おそらく結婚式のウェルカムボードなどに使われたものだとわたしは推測しました。

そうです!

〇〇カチュア・ジャパンという、似顔絵やさん?のあのタイプの似顔絵です。人の特徴をものすごくデフォルメして、ちょっとでも前歯が出ていようものなら突き刺さらんとばかりにさらに前に、頬骨が出ていればもう顔より前に頬骨を目立たせるような手法。よく観光地とかで、似顔絵描きますとやっているやつです。

わたしは以前からあんな似顔絵描かれた日にはもう生きていけないし、罰ゲーム並みの居心地の悪さを感じていました。それにお金を払うってどういう人たちに需要があるんだろう、と。描く方も描く方だわ!くらいに。

プロセスを追ってみると、

結婚式の準備のときにまずこれやりたいとなる←えー!

ウェルカムボードにするということは、それを自ら人に見せる←ええー!!

部屋に飾る←倒れそう、、

リモート会議で映しちゃう←人間性疑われないか?

すべての段階において、わたしにとっては驚愕だったのです。

世の中にはあれを幸せのカタチと捉える人生もあるのだな、と知り、到底他人とはわかり合えないはずなので、毎日努力や相手の価値観を認めることを意識的に行わなければうまくはいかないのだなあ、と実感したのでした。


追記:

なんとその後、自分の上司の自宅背景にも全くおなじ似顔絵ツーショットが飾られていたのでした!衝撃的〜!


ではまた〜

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