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「ずっと気になってた」ことに向き合い、44歳にして漢字練習帳を買ったオトコの話

「ずっと気になってた」は才能のタネ?


「実はそれ、ずっと気になってたんだよね」

よく、耳にする言葉です。
ときどき、口にする言葉です。

今回は、この「ずっと気になっていた」ことをやってみて、一つずつ正体を確認していこう、というお話です。

そうすることで、天職や強みのタネに気がつくことができるかもしれません。

ずっと、美文字が気になっていた


私には「ずっと気になっていたこと」があります。それは、「美文字」です。ずっと、美しくほれぼれする字を書きたかったんです。

小さい頃から、字には興味がありました。

小学生のときの私の教科書の落書きは、絵ではなく、文字でした。つまらない授業になると、教科書をひたすら漢字とひらがなで埋め尽くしていました。

学年が変わって新しい先生がやってくると、黒板に書く最初の文字に注目しました。字が美しいとテンションが上がり、自分の好みに合わないと、「一年間この字と付き合うのか・・・」と憂鬱になったものです。(先生、ごめんね🙏)

だから大人になってもずっと、美文字が気になっていたのです。

「もしかすると字を書く才能が開花して、天職につながったりして」って、40歳を過ぎてからも半分冗談、半分本気で想像したことが何度もあります。

それでも、何年もその想いを放置したままでした。すると、何度も何度も、その想いはめげずにやってくる。

ついに先月、きちんと向き合わなければと思い、行動を起こしました。

まずは「小さく始めて」みる


こういうとき、肝心なのは「小さく始めること」です。

私がよく失敗するのは、「これが探していた自分の才能かも!」と期待値を上げ過ぎて、最初から大きくやり過ぎてしまうこと。

期待しすぎると、「そうじゃなかったとき」の落胆が大きく、大きな投資額に後悔してしまうこともあります。(それも学びなので、実はとても意味があるのですが)

ですから、まずは「自分の情熱がくすぐられるかどうか」を確認することから始めれば良いのだと学びました。そのためにも、「小さく始める」ことがお勧めです。

さぁ、心に決めると居ても立ってもいられず、すぐにこの3つの道具を揃えました。合計金額1,750円!

  • ジャポニカ漢字練習帳(100円)

  • 美文字YouTuberおすすめのぺんてるのボールペン(150円)

  • Amazonで気に入った美文字の練習本(1,500円)

それから二週間、毎日スキマを見つけては漢字練習帳に向かい、ひらがなや漢字を書き続けました。

二週間、美文字に向き合って発見したこと


さて、結果として発見できたことをお伝えします。

  • やはり、字を書くことが大好きだった

  • やはり、短期間でそれなりにキレイな字の書き方を習得できた

  • やはり、字を書いていると時間を忘れた

  • でも、これ以上「美文字」を突き詰めたいという思いは湧いてこなかった

  • 私が好きなのは、「美文字」ではなく、美文字を崩した「ゆる文字」かもしれないと思い始めた(←これは引き続き探求したい)

たった二週間、たった1,750円の投資だけで、自分の天職や才能の可能性にについてこれだけの発見がありました。置き去りにしてきた想いに向き合えたことで、今はとてもスッキリしています。

「ずっと気になっていた」は才能の叫び声かも


私たちの才能は、どこに眠っているか分かりません。でもきっと、私たちに見つけてほしくて、ずっと内側から叫んでいるように思います。

「実はそれ、ずっと気になってたんだよね」

この言葉は、私たちの才能の叫び声なのかもしれません。

ですから、それに向き合って、「小さく始めてみる」ことをおすすめします。

それが必ずしも天職につながるわけではないかもしれません。でも、少なくとも自分と正直に向き合い、天職づくりに向けて一歩前進することはできます。

ぜひ、その才能の叫び声、向き合ってみませんか?


※こちらもぜひ!

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