【動画】新しい哲学の教科書│概念と問題解決
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AI書き起こし:
こんにちは、まぶです。今回は「概念の集合」という哲学的な考え方、哲学の理論や方法論についてお話ししたいと思います。この私のYouTubeチャンネルでは、これからさまざまなテーマで動画を配信していく予定ですが、そのすべてのテーマに共通して登場する「概念の集合」という非常に大切な考え方があります。今日は、この「概念の集合」とは何か、そしてどのようにさまざまなテーマに応用できるのか、簡単にお話しできればと思います。
まず結論からお話しすると、概念の集合は問題解決のための理論であり、方法論であり、アプローチです。非常に哲学的な考え方ですね。概念と言われても、あまりピンとこない方もいるかもしれませんが、最初は「概念=言葉」と捉えてもらっても大丈夫です。概念の集合とは、人間の思考プロセスの中で使われるさまざまな言葉のグループであり、言葉のコレクションです。このように捉えてもらえればOKです。
私はこの「概念」や「問題解決」について10年以上研究を続けていますが、その中で、問題解決をより効率的に、体系的に、システマチックに行うためには、この「概念の集合」という科学が非常に重要であるという結論に至りました。そのため、私はこの「概念の集合」という科学を社会に広めるための普及活動にも取り組んでいます。
では、「概念の集合」というものをもう少し具体的にイメージしていただくために、例を挙げてみたいと思います。例えば、「人間」「動物」「神」「三角形」「中」「善」「悪」といった言葉があります。これらの言葉のグループを考えると、私たちはこれらの言葉を使って思考プロセスを進めることができるため、これも一種の「概念の集合」として捉えることができます。
今お話したのは、その概念の集合の1つの事例ですね。他にも様々な概念の集合というのを考えることができます。この集合という考え方は数学の集合論の考え方と非常に近いんですけれども、数学における集合論ほど厳密に考えるわけではないんです。概念というものは、いわば集まりですね。概念のグループ、コレクションというものをここでは考えていきます。
今お話したようなその概念の集合というのは、これは一般的な概念ですね。ごくごく普通の日常生活の中で使われる集合であるということです。この他にも、例えば学問的な概念の集合というのも考えられます。例えば、哲学という分野では非常に様々な概念が使われています。存在という概念、無という概念、無知の知であるとか、あるいは実体であるとか、デカルトの小であるとか、エス的なコナトスであるとか、内のもなどであるとか、あるいは関や兵の概念になるとか、様々な哲学者が作ってきた色々な概念があります。こういった哲学的な概念を大量に集めたことができるとすると、これは一種の概念の集合として考えることができます。
また、例えば数学という分野でも色々な概念の集合を考えることができます。他にも、物理学や化学や生物学、あるいは解剖学や神経科学や認知科学や生理科学など、色々な学問の概念集合というのを考えることができます。今お話しているこの概念集合というのは、そういった様々な具体的な概念のグループ、概念のコレクションの一般化したもの、モデル化したものだと思ってください。
人間は、生まれてから大人になる過程で様々な概念を獲得し、形成し、蓄積していきます。そしてこれらの概念は人間の脳内でお互いに結びつき合ってネットワークを形成します。この概念のネットワークを使って人間は考えるプロセスを進めていくんですね。これは非常に極めてプライベートでパーソナルな概念の集合、あるいは概念の空間として考えることができます。
こちらに図が書いてあるんですが、私は人間が持っている様々な概念の集合というのを概念の空間として捉えるようにしています。この考え方を体系化したものを概念空間論と言うんですけれども、今話しているこの概念の集合というのはこの概念空間論の枠組の中での話になります。この概念の集合という考え方は、最初にお伝えしましたけれども、問題解決のための理論であり、体験的な考え方にあります。
問題解決というのは、英語でプロブレムソルビングと言ったりしますけれども、例えば認知科学などの分野で非常に盛んに研究が行われています。人間のあらゆる行動や活動というのは、この問題解決として考えることができます。例えば、学生の方であれば学校で英語や数学や理科や社会や国語のような色々な科目について勉強されていると思います。で、例えば英語であれば長文の読解をしたり、国語の論説文を読んだりとか、あるいは数学の科学の問題を解いたりとか、色々な勉強をしていると思うんですね。これは一種の問題解決として考えることができます。
また、例えば会社で仕事をされている方であれば、その仕事のノルマを達成するために目標設定し、色々な行動を起こしてその目標をクリアしようとしているかもしれません。こういった行動、こういう活動というのは全て問題解決として考えることが可能です。哲学的に非常に大きな枠組で考えると、問題解決行動であると考えることができるんですね。また、普段芸術的な活動に取り組んでいたり、絵画であるとか建築であるとか、あるいは彫刻や音楽など、そういう色々な創作の活動に取り組んでいる場合には、これも何かを作り出す活動というのは問題解決として考えることができます。
このように、私たち人間は普段様々な行動や活動を行っていますが、これはみな問題解決として捉えることができるんです。私たち人間は思考する存在として設計されています。そこからそれに由来する気血として、我々は生きている限り様々な無数の問題に直面することになります。色々な問題に直面することを、ある意味で宿命付けられているんですね。その問題というのは、非常に様々なレベル、様々な水準で現れます。
例えば、我々個人が直面する問題、個人レベルの問題というのが存在します。例えば精神的な心理的な問題というのが存在しますね。それから身体や健康のレベル、病気や障害のようなテーマを含む身体的なレベルの問題というのが存在します。先ほど話したような勉強や読書のようなテーマを含む知的な分野での問題というのも存在します。それから仕事や働き方、ビジネスのようなテーマについての問題も存在します。また、お金や経済領域、貯蓄や資産運用、投資のようなテーマの問題も存在します。そして人間関係やコミュニケーション、あるいは子育てや家族関係のテーマでの問題というのも存在します。
今お話したように、我々個人の人生のレベルで考えると、色々なテーマの無数の問題が存在します。こういう無数の問題に、私たちは生きている限り直面し続けることになります。これは個人レベルの問題ですね。また、その他にも個人だけではなくて集団のレベル、学校や会社や病院のような集団レベルでの問題が存在し、さらに大きく言うと社会レベル、例えば日本社会であるとか、国家全体といったレベルでの問題も存在します。
我々は生きている限り、この問題に直面し続けることになります。おそらく私たち人間は、そのようにデザインされているんですね。そのため、この問題解決行動というのを常に色々な行動、活動を通じて行っていくことになります。
ここでこの概念の集合という考え方に戻りたいんですが、私たち人間が問題解決というプロセスを進めていく時に、とても重要になる原理があります。それは何かというと、我々が直面する問題、先ほどお話ししたような様々な具体的な問題があるのですが、こういった問題を解決するためには、基本的にその問題を眺める上で適切な概念が揃っていなければいけないということです。これが問題解決の非常に重要な原理であり、法則でありルールなんですね。
もう一度繰り返します。問題解決における非常に重要な原理として、我々が直面する問題に対する適切な概念が揃っていなければ、その問題は解決に至らないということです。これが問題解決のとても大事なルールになります。この問題解決の原理の事例はまた別の動画でお話しできたらと思うんですが、とにかくこの問題解決というものと概念というものがすごく深く関係しています。そのため、この概念の集合というものを考えることによって、この問題解決がより効率化され、そしてよりシステマチックに行うことができるようになるんですね。
我々人間は生きている限り、この問題解決というものを避けられない問題に直面することが避けられないので、この概念の集合というものを考えることを通じて問題解決を効率化したい、あるいはより自覚的に体系的に行っていくことは非常に重要ではないかと思います
先ほど具体的な概念の集合の事例をお話ししましたが、この概念の集合の考え方を問題解決のために応用する際には、とても大事な区分分類というものが使えます。これは、概念のグループ、概念のコレクションを、概念空間論の枠組の中では、大きく基地のグループの概念と未知のグループの概念に分けて考えます。
こちらの絵を見ていただきたいのですが、この青いネットワーク上の構成された図は基地の概念のグループです。一方で、未知のグループの概念も存在します。これは我々思考する主体、認識主体にとって未知の概念で、まだ獲得できていない、十分に手元に揃っていない全く新しい概念です。それがここに書いてあります。
この概念の集合を問題解決に応用する時には、このように基地のグループの概念と未知のグループの概念に分けて考えます。なぜこの考え方、分類が重要かというと、先ほどお話した通り、問題解決においてとても大事なルールとして、その問題を解決するには適切な概念が十分な量、十分な質のものが揃っていなければならない、という法則があるからです。
つまり、基地と未知のグループ、その分類の考え方を使って整理すると、もし私たちが日々直面している問題が解決できているとすれば、それはすでに十分な量の概念が揃っていることになります。これはこちらの図で言うと基地のグループの概念で、その問題が解決できているということです。
ところが、私たちが普段直面する様々な問題の中には、まだ解決できていないものが非常にたくさんあります。そういった問題を解決するためには、基地の概念のグループだけでは不十分です。そういった問題を解決するには、基地のグループの概念ではなく、全く新しい未知の概念が必要になったりします。
このことをしっかりとイメージするためには、例えば学問について考えてみるのがいいかもしれません。あらゆる学問は、あまり指摘されることがないのですが、概念が基盤となって成立しています。概念が存在しない学問は考えられません。
例えば、先ほど少し触れましたが、哲学の概念が存在します。哲学者たちは様々な問題を解決するために、様々な概念を想像します。また、哲学以外でも、数学や物理学、化学、生物学、認知科学、神経科学、経済学、統計学など、多くの学問があります。これらの学問はすべて、その学問に固有の問題を解決するために新しい概念を作る必要があります。
どんな学問も、その固有のエリアで直面する問題を解決するためには、十分な量、十分な質の概念が揃っています。逆に言うと、そういった概念が揃っていない場合には、その問題を解決することができません。だからこそ、いろんな学問は無数の概念を生み出すことによって成立しています。
今お話ししたような概念の重要性や問題解決の仕組み、原理法則を理解するために必要なのが、この概念の集合の基地のグループと未知のグループに分ける分類の考え方です。この概念空間論の考え方では、こういった概念の集合を基地のグループの概念と未知のグループの概念に分けて問題解決に取り組みます。
その上で、先ほどお伝えした通り、問題を解決するためには未知の概念、新しいグループの概念が必要になることがあります。こう考えていくと、問題解決を行う時にはどうしても避けられない課題があることが分かってきます。それは何かというと、今お話しした未知のグループの概念をどうにかして調達、用意することです。
どんな問題であれ、適切な概念が不足している場合には問題は解決できないということですから、我々はその問題を解決するためにこの未知のグループの概念を補給しなければいけません。この概念空間論の考え方の枠組みでは、この未知のグループの概念を特殊な思考法を使って連続的に想像し、その概念の不足状態を解消することを行います。それによって問題が解決に至る可能性や効率性を高めていきます。
その思考方法は未概念法というものですが、この概念空間論の考え方では、問題解決をより効率的に体系的にシステマチックに行うために、いろいろな思考のツールを用意しています。これらの少し特殊な考え方を使って、問題解決をより効率化していこうということです。
これが大まかなイメージですが、この概念空間論、概念の集合という考え方を使った問題解決の枠組みになります。これからいろいろな動画を通じて、この概念の集合、概念空間という考え方を使った問題解決の方法をお伝えできたらと思います。
この考え方は、結構哲学的な内容を多く含みますので、例えばかなり理解することが難しい抽象的な分野である哲学をより深く理解したい方や、いろいろな分野の学問をしっかりと理解を深めたい方には、この概念空間の考え方が非常に役に立つと思います。ですので、もしよければこれから動画を視聴していただければと思います。
今日は概念の集合という少し抽象的な特殊な考え方をご紹介させていただきました。これから本当にいろいろなテーマでお話ししていきますので、よかったらまたご覧いただければと思います。では今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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※概念の集合についての詳細な解説はこちら
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