東南アジアぶらり旅最終章/クアラルンプール国際空港から羽田空港へ!
〇クアラルンプール国際空港
今回はクアラルンプール国際空港から羽田に戻るまでになります。常夏の国から真冬の日本に帰るのでテンションが急激に下がってしまいます。
この投稿は2020年2月25日、タイ~マレーシア~シンガポールぶらり旅を終えて帰国する際の投稿になります。
私はいつも小さなバックバック一つで旅行しているので、冬用のジャケット等は当然持っていないことも、そうさせる原因となっています。短期間なら日本の空港ロッカーで保管するのもありですが、1ヶ月以上の長期の場合にはいつもどうするか考えてしまいます。帰り際になると毎回、同じ事を考えているのではないかと思ってしまいますが、私のようなバックパッカーにとっては、日本への帰国は絶対に春から秋までにした方が良さそうです。
ちょうどいま、シンガポールからクアラルンプール国際空港に無事ランディングしたところです。アテンダントさんも綺麗な方、マスク姿なので良く分かりませんが良い思い出になりました。
今回は、シンガポールから羽田までのトランスファーでしたのでクアラルンプール国際空港では空港内の移動だけになります。そして私のフライトは、14時40分発のエアアジア羽田行き522便です。この赤い飛行機が実際に搭乗する飛行機ではありませんがエアアジアです。今では懐かしい光景になってしまいました。
ここが次のフライトまでの待合スペースです。どことなく日本の空港とは違う感じがしますが、絨毯が敷かれていたのでそう感じたのだと思います。何だか自宅みたいな感じ?いや違いましたホテルのロビーのような感じで、アットホームな感じが漂っていました。私の感覚が正しければ設計者のコンセプトもそうではなかったかと思います。
先ずはボードで次のフライトを確認、無事出発しそうなので一安心です。搭乗案内まで小一時間程余裕があったので、ここでランチをいただくことにしました。
フードコートで観て歩き決まったのがこれです。いつものように野菜中心のデッシュにしました。もちろん支払いはマレーシアの通貨リンギッドです。この旅行は、タイから始まりマレーシア、シンガポールと廻ってきていたので、リンギッドの残りがあったのでここで使えて良かったです。
これで33.5リンギットなので日本円では850円くらいでした。それでもクアラルンプール市内であれば一食10リンギットもかからないので食べれますが、それでも空港内にしては安い方だと思いました。
〇クアラルンプールにある日本企業
この写真は別の日(タイのドンムアンからクアラルンプールに到着した時)に撮影したものですが、空港に直結する駅ビルの様子です。
日本でもお馴染みのショップがたくさん見られました。その他にも市内を散歩中に見かけたショップも合わせて掲載しておきます。なお、ここで掲載したお店は私がたまたま見かけたお店であり、マレーシアに進出している日本企業はもっともっとたくさんあると思って下さい。
日本で見かけるショップですが、もしかして日本企業ではないショップも含まれているかもしれませんが、私の無知なところはご容赦願います。
ここに掲載しているショップは、タイでもシンガポールでも、そして私の大好きなフィリピンでも同じように見かけることができます。私たちの知らない間に、日本企業はアジアだけでなく世界の全ての都市に広がっているのかも知れません。
〇クアラルンプールで単柱式橋脚を見た
前出の写真について、ケンタッキーフライドチキンの前の道路上にあるMRT用高架の構造が少し気になります。クラックがあるとかではなく、その構造が気になりました。
阪神淡路大震災の時に崩壊した高速道路の映像を皆さん記憶している方も多いのではないかと思いますが、その構造に似ていて、当時は単柱式の橋脚が倒壊しているのを見た記憶があります。
呼び方はどうでも良いのですが、支柱が一本なので地震の際に倒れやすいことから、それ以後、日本では殆んど採用されることがなくなった構造が、こんなに遠い異国の地で再びお目にかかり少し驚いてしまいました。
その構造が今、最先端の都市であるはずのクアラルンプールの中心部を走るMRTで使用されていました。シンガポールには地震がないと言うのであれば別ですが、そんな国はあるのでしょうか・・・
感覚的な話しかできませんが、現在、日本では殆んど見られなくなった一昔前の構造が、最新鋭の技術が使われるべきクアラルンプールにて、どうして使われているのか不思議でなりません。果たしてその安全性は如何に。
〇ぶらり旅最後の目的地、羽田空港へいざ出発
クアラルンプール、ほぼ定刻で搭乗を完了しました。
どうやらこの飛行機は大半が日本人のような気がしました。今回の旅行でこんなに大勢の日本人を見たのはこの時だけでしたので、少し驚いたのと、安心したのと、もう終わりなのかと複雑な感じがしました。
それにしても満席です。2月25日コロナで世界中が大騒ぎしている時期にも関わらず、こんなにもたくさんの日本人が旅行していることにまずビックリしました。そんな時期だから逆に帰国を決めた方がいたのかも知れませんが、実態は良く分かりません。
そうこうするうちに羽田に到着しました。この状況は明らかに3密です。
離陸が14時30分、着陸が21時20分なので、本日の飛行時間は約7時間でした。時差が1時間なので約6時間ですね。感覚的には10時間くらい乗ってたのでないかと思うくらい長く感じました。
それにしても皆さん、いつのまにか冬服に変わってました。薄手のウインドブレーカーだけの私には、だんだんと厳しい環境に変わっていくことでしょう、今から不安になってきました。
2月の終わり頃、日本はまだ冬真っ盛り、小さいバックパック一つで旅行しているので厚手の冬服を携行する余裕はなく、走っていくしかないですね。
半袖の方を見かけると、仲間を発見したかのようで嬉しくなってきます。
〇羽田空港での水際対策(検疫)について
この時2月25日、横浜ではクルーズ船内の乗客の扱いが連日話題になっていた時期である。なので、クアラルンプールから飛行機で帰国する人に対しても、私が入念な検疫が行われるものと思っていましたが、これだけ多くの乗客がチェックされることもなくスルーしてそのまま国内へと消えて行きました。
それまでにタイ、マレーシア、シンガポールと廻ってきましたが、どの国でも空港や主要な駅では検疫を実施していましたし、中には止められて検温をされたこともありました。
なので、日本を代表する国際空港、しかも東京にある羽田空港であれば、当然のように問診票の提出、検温、場合によってはクルーズ船のように隔離措置等も取られるのではないかと言うことも考えていましたが、全くの期待はずれで全く何もすることなく帰国者全員がゲートをスルーして都会へと消えて行きました。
感染者が増え続けていた東南アジアからの帰国者に対して、何もしないと言うことについて、不信感を抱かなかった人はこの時いなかったのではないでしょうか。
はっきり言って日本の水際対策はザルだと、いやザル以下だったと言わざるを得ませんでした。多分日本の空港で検疫を受けた方はいないのではないかと思ってしまいます。また、国策として感染者数を増やさないための対応だったのではないかとさえ、個人的には疑ってしまいました。
〇真冬の羽田空港ターミナル駅
京浜急行羽田空港ターミナル駅、電車を待つ人は皆さんすっかり冬モードになってました。ホームの待ち時間がとても長く感じてました。
英語のホスターを見て、一瞬ここはどこ・・・もしかして間違ってしまったかと思いました。
以上で、3週間に及ぶ【東南アジアぶらり旅】終了させていただきます。
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