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神さま仏さま

〝お盆〟とはいえ
いつもと変わらない毎日です
ありがたいですね
就職して北陸へ行った次男坊が
帰省しただけのお盆休み
10時間近くのドライブもだいぶ慣れたみたい
心配だったけどケロッとして帰って来て
今日の午後には北陸へ
娘の会社はお盆休みがなくて
通常の日曜休みに帰って来ただけでした

ご近所を見渡しても
あまり〝お盆〟の感じはしません
親戚一同集まってという感じが全くしません
子育て世代が帰省している風もないし
集金に回る着物姿の原付きの方の姿も
あまり見かけなかったし

私は元々両親とも
身内が遠方に散らばっていたので
〝集まった経験〟は1度あったかな?ぐらい

主人と結婚してから
盆暮れに〝集まって〟いたけれど
嫁に出た娘たちは
普段から毎日毎日朝から晩まで
実家に帰りウロウロしていたので
盆暮れぐらい来なきゃいいのにと
思っていました

お坊さんが拝みに来た時には
日頃〝長男が…〟〝長男が…〟と
主人の事を批難したり煽ったりしているのに
……まぁ私に言いたかったんでしょうが…
その長男の子どもである我が子たちを無視し
自分の子どもたちを必死になって
仏前の最前列に並ばせていました
バカらしいので私たち5人は最後尾に座る
それが○○家のお盆の風景でした

だいたいお坊さんが来る日や
他の〝行事〟の時の予定も
全く知らされずに当日を迎える事がほとんど
〝言わなくてもわかる〟事と
〝言わなきゃわからない〟事の区別が
全くできない方々でした

思い出すのはムカつくし時間の無駄だから
避けているけれど
思い出すと思わず笑ってしまう事もあります

仏前に置く仏具の1つが欠けていたので
私が買いに行きました
後学のためにと思いお店の人に
種類や並べ方など教えてもらいました
お寺さんによっていろいろ違うんですね
各お寺さんの違いは冊子になっていました

それを帰ってから再現していると
〝違うわよ〟と並べ替えられる
〝○○院さんはこの並べ方だそうですよ〟と
言ったけれど違うらしい
その並べ方を教えてくれたのは
知り合いのおばちゃんだと
親戚でもなんでもないおばちゃんだった
お姑さんには教えてもらわなかったのかな?

そしてお坊さんが来て読経が始まる
……の前に
カチャカチャと仏具を並べ替えるお坊さん…

それが毎年
……毎年


そもそも私も主人も仏教じゃないんですよね
日本人は本当に順応性があるというか…
結婚する時はキリスト教の神に誓いを立て
子どもが産まれたら神社へ行き報告とお願い
家を建てる時には土地の神様に頭を下げ
逝く時には仏教にならい……

それで幸せなら良いんですが


昨晩は4人で焼き肉を食べに行きました
愛知にいる長男へ卓上のお肉の写真を
送ってあげました
思いやりと真心を持って
日々を暮らしていきましょう

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