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なんもせんでも年はとる

昨日仕事で市役所へ行きました
3つの用事で行きました
市役所は車で10分ほどなので
1日に2回足を運んでも大丈夫なぐらいです
でもなるべく用事はまとめて行きます
書類の提出・書類の受取・下調べや相談など
最盛期には毎日行っていました

カウンターに座り
3つの用事それぞれの書類を渡して
相談事の説明をして
あーだこーだ話していたら
それぞれの処理ができて
あっちから〝はーい!〟とメータを渡され
こっちから〝できたよ〜〟と札を渡され
〝これ許可おりた分です〟と書類を渡され…
それぞれ返事はしたものの
頭の中は小さなパニック状態
〝え?違う書類持って来てた?〟とか
意味不明の発言をしながら
相談事の結論を聞いていました
相談を受けてくれていた人に
〝これからは案件1つずつ持って来ますね〟
と……大笑い

1つずつ頭を素通りして行くとか
1つずつ覚えられなくなると言いますが
違いますね
1つずつ頭に入って来なくなります

せめてきちんとメモして…
メモをした事を忘れたり
メモをどこに置いたのか忘れたり

そういうものです

ある政党のある人が
〝50代以上の人の言う事は聞かなくて良い〟
みたいな事を言っていました
そしてネットで若者たちを煽動
〝子どもたちが〟〝子どもたちが〟
と言いながら
ある種のカルト宗教みたいで怖さを感じます

それはそれで一理あるのかも知れないけれど
自分たちもこれから迎える老いを
理解しようとしないまま
いったい何がしたいのかわかりません

確かに
イキったじいさんの運転は恐いです
無表情で信号無視していくじいさんもいます
店のレジで
怒り狂って騒いでいる年寄りもいます
みんな〝老害だ〜!〟と言うし
私もそう思います
でも同じくらい他の年代の人たちの
無謀な行ないだってたくさんあります
イマドキの若い者は…とは言いません
自分自身だって
そんな思考や態度をしていた時期があります

みんなおぎゃーと産まれてきて
たくさんの人に迷惑や面倒をかけながら
年老いて行きます
年老いる事無く逝ってしまう人もいます
でもどの人も間違いなく
死を迎えるまでは生きていきます
いろいろな変化をしながら生き続けます

今朝まだ腰痛が改善していない事で主人に
〝年をとるのは大変だ!〟と言うと
〝いや…年はなんもせんでもとる〟と……
正論ですね

天気がよく気持ちの良い風が吹いています
キンモクセイが薫り始めました
今年は遅かったんだ…と思っていたけれど
昨年の自分の投稿を見てみたら
同じ時期でした
少し早いくらい
じゃあ少し前に薫った事がおかしかったのか
と気がつきました
暑さと涼しさが乱高下していたので
先走って咲いた花があったんでしょうね

変わり続けるものもあれば
ずっと変わらないものもあります
うまく付き合っていくしかないようです

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