見出し画像

晴れました♪一人暮らしが始まります

前記事にこんなコメントをいただきました

画像1

私が親元を離れて一人暮らしを始めたのは
高2の秋からでした

愛媛の私立高校に通っていた私は
いつものように夏の始めはドキドキしていました
父親の転勤が決まる時期だからです
高2の夏の始め
中1の夏休みに沖縄から愛媛へと引っ越して来て
4年めの夏だったので覚悟はしていました

案の定東京へと転勤が決まりました

転校する前提で話をする母
生まれてから小4までいた東京とはいえ
愛媛の女子校に通う身としては
全く未知の〝都会の高校〟へと転校する事は
とてもとてもハードルが高く
不安しかありませんでした

母は東京の私立の高校を調べて足を運び
挨拶までしに行きました
もちろん良かれと思ってした事ですが
私の不安をそっちのけにされたような不満も重なり
反発しました

親元を離れる不安よりも
都会の高校でやっていけるかどうかの不安の方が
はるかに大きく
1人残る事に決めました

母はあの頃どんな気持ちでいたんだろう…と
去年長男が巣立つ日を迎えて
初めて考えました
そして今年もふと心に浮かびました


人の気持ちなんてわからない
自分自身の気持ちだって1つではないですよね
本当にいろんな感情が入り乱れて
どんなに近しい人だって理解できる訳がない

我が子の巣立ちに関して
いろいろな言葉が頭の中で交錯しました

様々な不安があり
行く先が少し見えた安堵感があり
我が子の事とはいえ自分の事以外の雑多な用事が
少し減る清々した気持ちがあり
社会へと1人の人間を送り出した達成感があり
1つ1つの事をなかなか決められない娘への
怒りがあったり苛立ちがあったりして

もう本当に書き尽くせないほどの気持ちが
沸き起こりました

きっと〝清々した〟という言葉1つを切り取り
我が子がいなくなる事でそんな言葉を使うなんて!
語彙が少ないにも程がある…
なんて思う方もいるでしょう


でも
こげちゃ丸さんの素敵なコメントにあるように
どんな感情も根底には〝愛〟があるはずです
〝愛〟があるんですよね

言葉や表現には限りがあります
言い尽くせない現し切れない所に
大切なものがたくさん隠されていると思います


娘はまだ起きて来ません

娘が起きて来た時に
居間のいつもの場所にいようと思って
ごん太の散歩には行っていません

お天気は上々です

主人は仕事に出る前に
〝気をつけて~って言っといて〟
〝夕方になると眩しくて走りにくいよって〟
と言って行きました

〝大抵の事はだいたいなんとなくうまくいく〟
〝何があっても殺される訳じゃないんだから〟
〝しでかした後が大事〟

そんな言葉を折々に伝えて来ました


あ~もう言う事のネタが尽きたから
さっさと起きて
さっさと準備して
行きなさい!

ごんちゃんの散歩に行かないといけないし
この数週間ちゃんと仕事してないから
やる事リストがいっぱい

私のスマホの機種変が日延べになってるけど
次男が寮に戻るまでにやらないと
綺麗に画面の保護シートを貼ってもらえないし
その後の移行作業も待ってるし~!


あなたがどこへ行こうが
父ちゃんも私も
ここにいるんだから…


何かを感じていただけたらお願いいたします! いただいたサポートは他の方々のサポートへと繋げたいと思います。