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銀ちゃんといっしょ 59

自分で決めるということ

どこかでピックアップされていて読んでみて
お気に入りになった
サトウ カエデさん
ライターさんされてるんですね
文章が素敵なはずです

「オヤカク」ってなんでするんだろう。親の気持ちをまじめに考えてみた|サトウ カエデ @nzkaede|note(ノート)https://note.mu/830kaede/n/naf9dd4dbb8f3

カエデさんがこの投稿で書かれていて
はじめて知った〝オヤカク〟というもの

我が子の就活に干渉する親たちがいるために、内定を出す企業側が、学生の親に連絡を入れて入社の確認をとることをいう。 


うちの長男は去年の夏から就活で
何件かの企業のインターンシップを経験し
今年の春に内定をもらって
来年の春から仕事をはじめます

長男も次男も中学を卒業して高専へ行きました

自宅からは遠方なので寮生活のため
中卒の年から親元を離れて生活しています

就活に関しては全くのノータッチ
就職指導の先生の指導を受けながら
自分でアレコレ行く所を物色し決めました

知っている事のアドバイスは必要だと思うけど
口出しをしようとは思っていませんでした

主人は自営業で建築系の会社を経営しています
主人の父親が作った会社です
長男が生まれた時
まわりが口々に〝跡取り〟とか〝三代目〟等と
言っているのを聞かせるのが嫌で
〝この子は宇宙飛行士になります〟と
言っていました

最近 長男にこの話をするとやはり
〝継がないといけないのかな〟と漠然と
思っていたそうです

〝継げとも継ぐなとも言わない〟と
ずっと言っていました
人生あっという間だから好きな事をしなさいと

カエデさんが書かれているように
親心として
失敗させたくないって気持ちがあるのも事実
知らない事だから心配になるのも事実

でも主人と二人して毒親を始まりとしての
お金や人間関係や仕事の泥沼を経験してきて
結局誰の人生!?って身にしみて感じて

〝殺される訳じゃない〟
〝やり直せる〟
〝這い上がれる〟って経験したから

傍観するのが一番の愛情かなって思います

いろんな理由で〝ダメだった……〟って
帰って来た時に
必要なら手を差し伸べられる気持ちを
持ち続ける事だけが子どもにできる事でしょうか

安定していると思われている会社だって
現実や未来はわかりませんよね

親の価値観と子どもが身につけて行く価値観とは
同じになるとは限らないと思います

まだ幼い時から
刷り込むように話して聞かせるのは
好きではありません
その子にはその子の人生があります

私が心がけているのは
子どもたちの
いろんな意味での邪魔にならないようにする事

凄く心配性なのでできているかどうかは
本人たちに聞かないとわかりませんが

努力しているつもりです


※※※

実はこの〝オヤカク〟に関して
うちの会社も経験しているんです

昨年秋に就職希望で面接に来た
二十歳前の子がいました
遠方からわざわざ1人でやって来ました

いろんな話をして
ちゃんと会話も成立するから
来てみるか…となってその日は帰りました

普通免許をまだ取得していなかったので
それを取ってから来るという事になっていました

しばらくして電話があり
〝親が反対してるから…〟という理由で
なしになりました

もしかしたら自分自身の気持ちが変わったのを
〝親が…〟という事にしたのかも知れません
そうだったにしても情けない話です

これが現代の実状の一端なんですね

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