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無駄な努力?

キッチンにある食卓は子供たちが小さい時に
主人が180×90の板を買って来て
磨いてコーティングして脚をつけて
作ってくれました

20年前になるので今ほど安価な家具がなくて
完成品を購入するお金がありませんでした
流しを背にしているので
炊飯器やトースターの
置き場所にもなっています

キッチンにはエアコンがないので
だんだんと隣の部屋で食事をするようになり
どんどんと物置き場になっていきました

この食卓で食事をする方が
配膳も後片付けも楽です
子供たちがいる頃は彼らがしていたので
あまり気にしていませんでしたが
今は主人が配膳をして
私が後片付けをしています
食器の数は少ないけれど座卓なので
立ったり座ったり(しゃがんだり)が
しんどくなってきました

先日思い切って
キッチンの食卓を片付けました
3名様が食事できるぐらいのスペースが
確保されスッキリ
帰宅した主人が〝お!〟と驚きながら
出来上がった夕食の皿を
いつもの隣の部屋の座卓に配膳
蒸し暑かったので
エアコンを入れてありました
いつも通りの夕食が終わりました

翌日
月に1回か2回帰省する娘が帰って来ました
娘も〝お!〟と言いながら
作ってあったおかずを
隣の部屋の座卓に置き食べ始めました

いや…片付け結構大変だったんですけど…

小さかった子供たちが
小さく握ったおにぎりや
具のほとんどないおうどんを
一生懸命食べていた姿がよみがえる食卓

がらんと空いたスペースに
主人が物を置き始めました
1つまた1つと…
ここで食事をするであろう秋までに
またたくさんの物が積まれていくと思います

私が1片付けると3散らかしてくれる
最愛の旦那様がいるので
3……いや5かな?10かな

でも転勤族で育った私にとって
いつまでも子供たちの落書きや
貼られた作品があるこの小汚い部屋は
貴重な存在かも知れません


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