君がいたから、生きようと思った〜妻との1ヶ月〜

 医師から妻の余命を一カ月と申告されてから私は毎日、妻と共に過ごそうと心に決めていた。
 どうすれば妻を幸せにしてやれることができるのだろうか。私はずっとその事ばかり考えていた。
 思えば、私は仕事ばかりで妻のことを幸せにしてやれていたのだろうか。このことに今頃気づくなんて。もう、妻は死んでしまうというのに。

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9,175字

本が繋いでくれる物語!この物語を読んだ人が1人でも本を好きになってもらいたいという想いで書きました!そして、家族の大切さ、亡くなってしまっ…

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