見出し画像

2024/09/14日記_比べず、いくべき道を少しずつ

近所の人からバーベキューの誘いが来た。日曜日だったのでせっかくだけれど行けない。その夫婦も飲食店を経営しているのになぜ日曜日にバーベキューできるのか、と尋ねてみると、スタッフに日曜日はスタッフに任せているという。人を雇えばそういうこともできるのか、と思いつつうちは人を雇うのは大変そうでまだまだ考えられない。そういうことを聞くたびに、気持ちに焦りが生まれる。

今朝、花屋さんに生け込みをしてもらって店内の空気が変わった。鮮やかな花ではなく、葉物やくすんだ色の花や野花を持ってきてくれる。少し変わった人で、配達や庭仕事で人の家に上がるので、それぞれに個性があるのだけど、気を遣って世間に合わせようとしている気もして、それがなくなればもっと個性がずば抜けておもしろくなると話していた。

今日も真夏並みの暑さだったけれど、わりと忙しくて安心な日だった。イラストレーターが再訪してくれて、彼の描いてくれた絵を飾るための打ち合わせをした。彼はイラストをライセンスとして売ってグッズも作って欲しいようだったけど物品は売る自信がない。自分でも使いたいと思えるくらいでないとモノを量産するのは怖くてできない。文化のある店にしていきたい、食べ物だけでなく好きな店になってもらいたい、そこだけは時間がかかっても実現していこう。

『PACHINKO』を歯を磨きながら30分ずつみている。だんだん入り組んできておもしろくなってきた。日本が統治していた頃の韓国とバブル真っ盛りの東京を描いているのが興味深い。

『真の人間になる』を読み進めている。ブナン族やアミ族や台湾の原住民の生活と学校や野球のある生活とを行き来しながら描かれている。そういった人々の生活を知ることは文化人類学的でもあるし、文明が制圧しようとした彼ら継承してきた生活のなかにはタイトルの真の人間があるのかもしれない。2章に入ったばかりで展開はわからない。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?