まぼんぬ

かしこく書こうとか、評価を気にしていると書けなくなるので、 あまり気にせず思うままに書…

まぼんぬ

かしこく書こうとか、評価を気にしていると書けなくなるので、 あまり気にせず思うままに書いてみます。書くことの練習です。

最近の記事

2024/11/02日記_虚勢の言葉が求められる

午後から晴れるという予想に反して、営業時間中はずっと雨だった。午前中は土砂降りで、11月なのに夏のスコールのようだ。異常気象なんて今さら思わないくらいここ数年で慣れてしまった。 友人が18歳の娘を連れてきた。初めて選挙に行ったというので、いちばん気になっていた国民民主党の見え方について尋ねた。やはりまわりは国民民主指示だらけだという、ラジオで聴いたことを実際に確認できた。 当たり障りのいい言葉を並べて、ぶっ壊してはいけないものまでぶっ壊した党や、無駄を省くといって省いてい

    • 2024/11/01日記_和なスタイル、和な食事

      朝から雨で、長らく陽射しを見ていない。店に行き夕方まで準備をした。単純作業の間はNHKスペシャル「ジャニー喜多川 "アイドル帝国"の実像」をみた。性加害ということと、誰もが知る大きな芸能事務所であったという点は特異な点だけれど、経営者の理不尽を誰もが押し黙っているようなことは、割とあると思う。 一昨日FALLの三品さんと話して楽しかったので、三品さんがゲスト出演しているPodcastを聴いた。雑貨という、馴染みある単語なのに、ジャンルのないものは雑貨として扱われるような得体

      • 2024/10/31日記_日常、煮物、国民民主党、国民党

        今日は朝から準備の日だった。よくいく焼き菓子屋へ向かいお菓子を買って、店の食材の買い出しに行き、店に置く。3日間の不在の間、隣の店主に鉢植えの水やりをお願いしたので、焼き菓子をお礼に渡した。店に戻ると、日常にいる気がする。店内をイベント用にしていたので、通常に戻した。店の中をお客さんにとってもっと楽しくすることはできるだろうに。 営業日を減らしたいと思っていて、だけれど減らした分は何かして補わなければならない。雑貨屋さんみたいなことをしたらどうなるのだろう。飲食店の店内でい

        • 2024/10/30日記_「性格が悪い」とはどういうことか

          朝は12℃でかなり寒い。義母に黒いマフラーを借りて出かけた。妻の都合で夜のフライトなので、独りで時間をどう潰すか迷う。 まずは吉祥寺にいって、スタバでソイラテを飲みながら、『「性格が悪い」とはどういうことか』の続きを読む。そのあとジュンク堂に行き、台湾お小説を買おうか迷ったもの荷物になるでやめた。小腹が空いてドイツパンのリンデに立ち寄る。チーズ、ハム、レタス、リンゴを挟んだサンドとブレンドコーヒーで小休止。サンドはシンプルだけど、塩加減とりんごの甘さが絶妙で美味しかった。小

        2024/11/02日記_虚勢の言葉が求められる

          2024/10/29日記_自分にとっての寂しい街

          父の面会は14時からなので、中途半端に時間があった。映画や展覧会で時間を潰そうと思ったものの、これというものが見つからない。理由もないけれど新宿へ行った。伊勢丹に行っていつものようにとりあえず文具売り場に行ってみたら、改装で無くなっていた。紀伊國屋も改装されていて、売り場が変わっていた。ビジネス系が増えて人文エリアは減った気もする。大型書店もたまに行くと楽しい。丸の内丸善より紀伊國屋新宿店のが本好きには楽しい。スタバでソイラテのトールを買ってボ〜っとした。 東京は人が多いけ

          2024/10/29日記_自分にとっての寂しい街

          2024/10/28日記_新幹線のジェンダーバランス

          昨夜は選挙結果をダラダラみていたら、寝たのは0時半を過ぎていた。早い出発のため5時起きなので、なかなか眠れず眠りも浅く、妙な夢をみた。自分が誰かを拷問するという、加害者になる夢だった。器具を使って、脚の関節を締めあげるような、背景も血が滲むような赤色だった。3時半頃に一度眼が覚めて、ついiPhoneをみたら未確定の議席は残り3だった。 海外旅行なら早朝出発も楽しめるものの、父の見舞いのための帰省となると楽しくはない。新幹線の駅で卵サンドとYouTuberが美味いと話していた

          2024/10/28日記_新幹線のジェンダーバランス

          2024/10/25日記_アイロニーとユーモアこそ良質の笑い

          今日もPodcastを聴きながら作業した。桃山商事 EP15.運命の周りはいつも寒い』は面白かった。タイトルは分かりにくいけど閾値に関する雑談だった。恋愛への閾値が低い人は恋愛体質で、いつも誰かにキュンキュンしている、怒りの閾値が低い人はいつも怒ってる、運命への閾値が低い人はちょっとした偶然に運命を感じる、みたいなことをワーワー話していく。 閾値が好奇心的な外へ向かっていくことについては閾値が低い方が日々楽しそう。外部要因のことについては閾値が低いとイライラしっぱなしになる

          2024/10/25日記_アイロニーとユーモアこそ良質の笑い

          2024/10/27日記_終わって考えた、選挙の日、地域おこし

          朝は天気だったものの、曇り出して、夕方からは雨が降り出した。投票率が気になっていたけど、あまり良くないらしい。期日前投票は3年前を上回ったようだけど、最終的にどうなるのか。政治に呆れてないで投票に行ってほしい。 自分が目にしたり耳にするメディアでは選挙に行こうと盛り上がっている。でも投票率が低いのだから、盛り上がっている人々は多くない、それが現実なのか。今夜は開票速報をチラチラ確認しながら、明日の出発も早いので準備して過ごそう。 地域のイベントが終わって、何かしらの効果が

          2024/10/27日記_終わって考えた、選挙の日、地域おこし

          2024/10/26日記_疲れた、どの本を持っていこうか

          今日は働いたな、疲れたな、そんな日だった。お客さんの温かみを感じた日でもあった。 父の見舞いに行くために帰省する。移動時間が長いのでどの本を持っていこうか迷う。もちろん見舞いに行くのに悠長だと思っている。ひとまずは落ち着いているようだし、心配するのは会ってからでもいい。それまでは移動時間の暇つぶしのことを考えたっていいんじゃないかな。 本当は『カイエ・ソバージュ』を持って行きたいけど、分厚すぎる。どうしよう。。。

          2024/10/26日記_疲れた、どの本を持っていこうか

          2024/10/24日記_感情にふつうなんてないのだろうけど

          先日、父が入院した。救急で運ばれたので、ヒヤッとした。今は落ち着いいて普通に話せるし、食事も平らげているらしい。ぼくは実家からだいぶ遠いので、来週見舞いに行こうと思っている。 その日、母に電話をかけた。いろいろと悪いようで、医者から余命は1年から3年と言われたらしい。父の70代後半という年齢なら受け止められないこともない。もちろん長生きしてもらいたいと思うものの、どこかの時点で痛みや苦しみが生じるかもしれない。そのときはその状態を長引かせるようなことはしたくはない、母ともそ

          2024/10/24日記_感情にふつうなんてないのだろうけど

          2024/10/23日記_『地獄が呼んでいる』を1stみなおして、2ndの前に考えた

          10/25金曜日にNetflix『地獄が呼んでいる』の2ndシーズンが始まる。1stシーズンは配信が始まってすぐに観た。調べたら2021年だったので、もう3年になる。怪物が人を殺す儀式や、あの人は死んだ、程度の記憶は朧げにあるものの、殆ど覚えていないので観直した。2ndが始まる前に、2度目の1stシーズンを観終えた。 どこからか死の時期を宣告され、その時刻になると地鳴りがして、3体の怪物が現れて、人をいたぶって散々苦しめて惨殺した後、熱い光線で遺体を燃やす。これがどんな事件

          2024/10/23日記_『地獄が呼んでいる』を1stみなおして、2ndの前に考えた

          2024/10/22日記_現代のリーダーって、そもそも

          中沢新一さんは『カイエ、ソバージュ』で、アメリカの文化人類学者ローウィによるインディアン社会の首長についての論文を紐解いている。首長とは、交渉や調停を司り平和をもたらし、自分の財産をもの惜しまずに与え、弁舌に長けて歌と踊りがうまくてはならない。つまり、首長とは文化を尊ぶ存在で、動物のように欲にまみれたりしない。将軍は戦闘を指揮する。面白いのは、首長の役割と将軍の役割を同じ者が兼務してはならないことだった。 デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングロウは『万物の黎明』で、

          2024/10/22日記_現代のリーダーって、そもそも

          2024/10/21日記_夢のはなし、キッチンカーと新自由主義

          フジテレビの『ザ・ノンフィクション 東京 キッチンカー物語 ~25歳 夢を乗せた行き先~ 後編』はどちらかが成功するとでもなく、一方は潔く辞め、一方は地道に続けられている、そんなかたちで終わった。成功やゴールなんて正解はない、それがリアルな25歳だと思うし、その後の生き方もそうだと思う。自分も、焦燥感に駆られて転職したりした。その度にわかったことは、得手不得手や適不適を身体が教えてくれたことだった。飲食に限らずフリーランスは魅力的だけど、続けるには楽な道はない。 中沢新一

          2024/10/21日記_夢のはなし、キッチンカーと新自由主義

          2024/10/20日記_『地獄が呼んでいる』をみなおしたり、キャッシュレス決済の闇を知ったり

          『地獄が呼んでいる』の2ndシーズンが始まるので、1stシーズンを観直していて3話まで観た。罪を犯した人に死が予告され、その時刻になると異界から謎の怪物がやってきてズタズタに殺される。その不可解な現象に世の中は騒然となり、それを神の仕業であるとする新興宗教と教祖が注目される。人々は罪人や罪人を擁護する人たちを監視しリンチする暴走自警団になっていった。 1stシーズンが公開されてすぐに観た時は、怪物たちが一体何なのかというミステリーに注目して観ていた。改めて見直すとその謎より

          2024/10/20日記_『地獄が呼んでいる』をみなおしたり、キャッシュレス決済の闇を知ったり

          2024/10/19日記_嫌味のない悪口

          Podcast『桃山商事 Ep14.抽象度の高い悪口大会 2』を聴いた。悪口といっても楽しくて笑える。悪口の多くは、不快感が伴うのになぜだろう。 立場の弱い人やマイノリティへの悪口は聞いていて気が滅入る。悪くない人への悪口も受け入れられない。自分の不満の捌け口として悪口を誰かに言い放つのは許せない。 権力側への悪口、立場の強い人への悪口ならどうだろう。ああいう人は嫌だよね、そうそう、みたいに、近い人たちとの共通の話題になりやすい。その場の誰も傷つけないから楽しい話のネタに

          2024/10/19日記_嫌味のない悪口

          2024/10/18日記_『あんのこと』を観まして

          観てよかったものの、感想を述べにくい。全体的に苦しい、でもそのなかに喜び辛さが描かれている。主人公は河合優実さん演じる杏で、覚醒剤を打って売春する場面から始まった。母親は杏に暴力を振るい、12歳の頃から売春させていた。食費もままならないから万引きをし、杏は小学4年生までしか学校に通っていない。杏はまさに社会の外を生きている。ぼくは生きづらさを感じるけれど、不安は常にあるけれどそれでもまだ社会の中にいるということを思い知る。 杏は警察に捕まり、取り調べを担当した刑事が佐藤二郎

          2024/10/18日記_『あんのこと』を観まして