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直感で過ごしたオフは20代のオフの過ごし方だった

曇りと雨を行ったり来たりした今日は、特に予定もなかったので…正しくは、やらなきゃいけないことは、たくさんあったのですが、差し迫って今日必ずやらなければならないことか? と問われるとそうではなかったので、朝降ってきた直感を大切に、オフにしてみました。

「何がしたいかな…」と自分に問いつつ、やったことは、ただただソファに転がってamazon primeで映画を見るという1日。結局3本見ました。

若い頃は、休みになると気になるDVDを山のように借りてきて、ただひたすらに観る、みたいなオフの過ごし方をよくしたものです。
当時は接客業に携わっていたので、朝から晩までずっと意識が外に向いていて、なので誰とも会わずに閉じこもるオフの時間は、自分のバランスを取るのに、とても大切な時間だったんだと感じています。

あとは1人電車にのって、山の方へ足を延ばしてみたり。当時東京に住んでいたこともあって、車を借りてわざわざ海を見に行ったりもしていました。
自然に触れるか籠るか…そのどちらかが、20代の私のオフの日のスタンダードな過ごし方でした。

なので、今日の3本観賞はとても懐かしい感覚に包まれました。改めて思い返してみると、子どもが生まれてから、こんなに集中して映画を自宅で見たなんて初めてなんじゃなかろうか…と思うほどでした。

それくらい、世のお母さんは…もとい、少なくとも私は、日頃子どもたちにどこか意識を向けているし、週末のお休みは休めているようで、休めていないんだと思います。
ほんの少し前までは、子どもたちが休日の週末(家族全員が揃う週末)は家族で過ごすのが良いと思って疑わなかったですが、お父さんもお母さんも自分の時間というものはやっぱり必要。

その点で、昨日今日と夫はキャンプへ行っていて、私はまるっと予定の無い1日だったので、夫婦それぞれに1人時間を持つことができました。
夫と一緒に仕事を始めるようになってからというもの、そんな日自体が久々で、もしかするとちょうど今日はそういったタイミングだったのかもしれないとも思いました。

最初は1人だったのに、いつしか2人で過ごすことが増え、そのうちに家族も増えて、3人4人と今では子どものペースで過ごすのがデフォルトに。子どもと共に過ごす日々はとっても賑やか。いちいちリアクションが大きいので、本当にうるさいです。
そして、そうなることはとても幸せなことで、でも一方で私単体がどういう時間の過ごし方をすると、スッキリしたり、楽しかったり、心が喜んだり、潤ったりするのかということは、少しずつ忘れていっているようにも思います。

誰かと繋がっていることももちろん大切ですが、自分時間で自分だけの感覚を取り戻すということは大切。そういうところから自己受容や自己肯定、日常に対する満足感は高まっていきます。
何をすればいいか分からない時は、とりあえず独身時代の過ごし方を思い出して、ひとますやってみるというのも1つのように思います。

心地いい感覚は身体が覚えているので、少しずつ「そうそう、これこれ! この感じ!」と感覚を取り戻していくでしょう。

1人の時間も、2人の時間も、4人の時間もどれも必要で、どれも大切。どうすれば、全部の時間をバランスよく自分に与えることができるか、その工夫が満足度の高い日々を創っていくということに繋がっていくんだと思います。

まさか、映画を3本観ることで、こんなに自分がスッキリするとは思ってもみず…また時間を見つけて、コンスタントに挟んでいきたい過ごし方となりました。1人映画、最高♡

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