在宅勤務2ヶ月やってみた
シンプルかシンプルでないか。
企画を考える上で、この問いは実は結構大事だったりする。
私は都内でちょっぴりクリエイティブな仕事についている28歳。
コロナウイルスの影響により、弊社も在宅勤務になってから早2ヶ月が経った。
「家で仕事をするなんて、集中できないんじゃないか。」
「メールの件数が莫大になって効率が悪そう」
などと在宅勤務開始前は私も思っていた。
しかし実際に導入されてみると、
不思議なことに、私は知らず知らずのうちにデジタル上でのコミュニケーションにそこまでの心理的ハードルを感じないことがわかった。
そりゃそうか。毎日Twitterとインスタでしか友達とやりとりしてないもん。
在宅勤務を受け入れている世代、そうでない世代はこのあたりが関係していそうだ。
むしろ起きて多少なりとも化粧をし、
朝の満員電車に乗って、
雨に打たれ、
会社に着く頃には疲れている、なんてことがなくなった。
起きて10分で、業務開始できる。
企画書づくりも捗る。
これまで会社近辺や時間がない時はデスクで済ませていた千円前後のランチが、
まさかの昼から自炊なんてこともできるようになったのである。
打ち合わせの合間に筋トレなんてこともできるようになった。
QOLが圧倒的に上がった。
良いことばっかりではないか。ここまで読んだあなたはそう思っただろう。
2ヶ月の在宅勤務を経て、私が感じたこと、それは
仕事は家でできる。
だがインプットは難しい
ということである。
なぜなら。
紛いなりにも、クリエイティブに携わる身として、「インプット」というものが必要になる。
そしてどうやら、
企画などを考える際、2パターンの人がいるらしい。
・自分の殻に閉じこもって考えることで、アイデアを生み出すタイプ
・外部からの刺激を受けて、色んな点と点を結びつけてアイデアを生み出すタイプ
そう、私は後者なのだということに気がついた。
シンプルに、そしておもしろい、そんな企画が
在宅勤務2ヶ月を経た近頃、
なかなかに思いつかなくなってきたのである。
インプットが圧倒的に足りていないのだ。
つまり、仕事はたしかに家でできる。
そしてこれからの時代、東京一極集中による弊害回避のためおそらく一部の人はいわゆる地方都市へ移住し、リモートワークで働くことが増えるだろう。
しかしそんな中、自分の心を動かす体験がどこまでオンライン上で得られるか。
あらゆる企業がOMO化を進める中で、インプットの元になりやすい無形商材はどうあるべきか。
そんな大層なことを、2ヶ月の在宅勤務を経て、考え始めた。
元々Netflixヘビーユーザーだが、趣味は旅行と飲み歩き。
やはり人と話して、美味しいものを囲んで、新しい場所へ行って、芸術に、空気に触れる、という体験はオンラインでは得られないのか?
みなさんはどう思うのだろうか?
求:お家でできるインプット方法
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?