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【映画えんとつ町のプペル 現場レポートvol.5】命が吹き込まれる瞬間。

おはようございます。
昨日は、『シンソウ坂上』を見ながら、
西野さんのお家のお洒落さに、
わくわくしていたまーちゃんです。

さて、今日は『映画えんとつ町のプペル レポート』をお届けします。

はじめてこのnoteを読んでくださっている方もいらっしゃるかもしれないので、
あらためて自己紹介をすると。

わたしは、東京大学の大学院に通う24歳で、
3月から、キングコング西野亮廣さんの作った会社(株)NISHINOでインターン生として働かせてもらっています。

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(↑3月に行われた活動報告会の様子)

光る絵本の個展や、VRプロジェクト、朗読動画の制作など絵本やオンラインサロンにまつわる
さまざまなプロジェクトに関わらせてもらっているのですが、

その中でも、インターン開始直後からやらせていただいているのが『映画の現場をレポートする』という仕事です。

(#わたしが勉強できるようにと、西野さんが優しさで、わざわざ仕事を作ってくださいました。西野さん、ありがとうございます!!)

今回は、5回目のレポート。

いま、コロナの影響で社会が大きく変化する中で、さまざまな人たちが、それぞれの立場で戦っていると思います。

今日は、そんな中でも、未来を楽しみに思えるようなわくわくを、ちょっとでもお届けできたらと思って、インターン生のわたしから見たエンタメの現場を書かせてもらいます。

『映画 えんとつ町のプペル』って?

そもそも、この『えんとつ町のプペル』という作品は、8年前に西野さんがひとりで描きはじめたもの。

前代未聞の内容をすべて無料で公開したり、
国内外のいろんな場所で個展をしたり、
ミュージカルを上演するなど、
いろんな挑戦を重ねる中で、
たくさんの人に届けられてきました。

そしてついに、今年の12月。
映画が公開されます。
2020年はいわば、壮大なプペルプロジェクトの集大成の年です。

(↑これまでの『光る絵本展』のダイジェスト)

打ち合わせの現場

そんなわけで、猛スピードで映画プロジェクトは進んでいます。
昨日の打ち合わせは、西野さんや吉本興業の各部署のみなさんをはじめ、
広告代理店や映画プロモーション会社の方々、
そしてアニメの制作を行う『STUDIO 4°C』の方も参加されていました。

今回、話し合われたのは、
主にポスターや予告映像など、
制作物に関わること。

まず、ポスターに関しては、
『ティザー』と呼ばれる『予告の予告』みたいなものと、
メインのビジュアルになる『本ポスター』のビジュアルが
検討されました。

ティザーの候補は3つ、本ポスターの候補はなんと9つもあって、
プペルとルビッチがえんとつ町の中にいる
色んなシーンがあげられました。

ただ、西野さんが「やっぱりこれが好きです」と言ったのは、やはりあの場所でした・・!

これはポスターができてからのお楽しみですね^^

そして、今回の打ち合わせで新たに出てきたのが、『30秒の特報映像』です!!

公開の少し前から流れる、
短い予告編のようなもの。

昨日見た映像の中では、

『えんとつ町』の街並みや、
おなじみのキャラクターたちが
アニメーションで動いていました!!!

(↓これがアニメになる!!!)

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実は、わたしは、動くルビッチやプペルを見たのは、この時が初めてでした。

昨日みた映像の中には、プペルがこちらを振り返るようなシーンがあったのですが、

それを見たとき、

「あ!プペルだ!」

と、思いました。

これまで、
絵本で散々見てきた『あのプペル』が、
初めて動いている。こっちを向いている。

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そんな瞬間に、
「待ってました!」というような、
「はじめまして!」というような、
なんとも言えない感動がありました。

命が吹き込まれる感動

よくよく考えると、こんな感動は、
これまでほとんど味わったことがなかったかもしれません。

『絵本が原作の映画』って
自分はあまり見たことがなかったかもしれない
と、気がつきました。

小説やドラマが原作になっている映画は
たくさん見たことがあるけれど、

『絵』がもとにあって、それが映像になって動き出す、という感動は、わたしはあまり味わったことがなかったと思います。

そして、これが「キャラクターに命が吹き込まれる瞬間」なんだと。

「あ!プペルだ!」

わたしがそう思ったあの瞬間は、
プペルに命が吹き込まれた瞬間を見たんだと思います。

そして、それに気づいたとき。

すでにこの絵本を手にしている子どもたちが
とってもうらやましい
と思いました。

色んな想像力をもくもくさせて、
慣れ親しんできた『あのルビッチ』や『あのプペル』が動きはじめる。

そんな瞬間は、子どもたちにとって忘れられないものになるんだろうなと思います。

そして、それはもちろん、子どもだけじゃなくて。

きっと大人の人にとっても、
これまで絵本や個展でふれてきたキャラクターたちが、命を持って動きはじめるのは、

見てきた世界が嘘じゃなかったというか、
具現化されるというか。

「ようやくその世界を観れる」

そんな気持ちになるんじゃないかなと思います。

できれば、映画までに、先に絵本をみてほしい。

そして、今日わたしが味わったような感動を
みなさんにも早く味わっていただきたいな、と思います!

これからもエンタメが生まれる現場を
わたしなりに伝えていきたいと思います!^^

お読みいただき、ありがとうございました!

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これまでの『映画現場レポート』です!
合わせて読んでいただけると、
だんだんエンターテインメントが作りあげられていく様子を
もっと楽しんでもらえるかなと思います!


●第1回(2020/3/2)

●第2回 (2020/3/16)

●第3回 (2020/4/2)


●第4回 (2020/4/15)





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