「ゲーム」としてのVRと、「場所」としてのVR。
おはようございます。
昨日は、家の更新手続きを締め切り2日前にぎりぎり滑り込んで、なんとか向こう2年の住処を確保しました(#生活能力が低い)
さて、今日はちょっとVRの話を。
昨日、西野亮廣エンタメ研究所の記事がすごくおもしろかったんですが、タイトルは「期待値と視点のコントロール」でした。
VRのことやられている方なら、このタイトルだけでめっちゃ「予感」がするような気がするのですが(笑)、簡単にまとめると、「ある“体験“を届けるときに、お客さんの視点(楽しみ方)をどうコントロールするか」という内容でした。(#ぜひ読んでほしい!)
で、それを読んで、いま私が担当させてもらってる『えんとつ町のプペルVR』にも通じるところがめっちゃあるなと思って、VRグループの方にメモのような、アイデアのようなものを投稿させてもらいました。
VRでも、マインドセットがめっちゃ大事って言われます。
VRをやられているいろんな方とお話しさせてもらいましたが、みなさん絶対そこがめっちゃ大事っておっしゃるんです。
マインドセットって何かというと、その世界に入るための心構え、最初の演出みたいなところで、
例えば、会場の空間演出やスタッフさんの誘導の仕方など。
VRゴーグルをつけるまでの部分の演出で、かなりその後の体験が左右されるよ、と言います。
実際、私も夏にいろんなVR施設に遊びに行かせてもらいましたが、スタッフさんが思い切りその世界のキャストになりきっていて、演技がすごかったです。
演技する=設定が作り込まれている、というわけではないと思うのですが、その導入の部分にコストをかけてるんだなというのはわかりました。
で、なんとなく私の中でVRって2種類の捉え方があるような気がしていて、ひとつは「ゲーム」としてのVR。もうひとつは、「場所」としてのVR。
「ゲーム」って言葉で表現したいのは、システム・ルール・競争みたいなもの。
「場所」って言葉で表現したいのは、五感・空気・息遣い・世界観、みたいなもの。
「ゲーム」で比較対象にくるのは、スマホアプリとか、任天堂系のゲームとか、スポーツ。
「場所」で比較対象にくるのは、海外旅行とか、テーマパークとか、ドキュメンタリー映画とかです。
ちょっとまだ解像度が低くてうまく伝えられない・・・
「ゲーム」と「場所」って対義語でもないし、この分類がビシッとくるかもわからないんですが、
でもなんとなく私の中で、「これはゲームっぽいな」、「これは場所ってぽいな」と感じる線引きはあって、多くのVRコンテンツは「ゲーム的」なものが多いんじゃないかと思っている。
2Dの画面の中で起きていたことが、360°で体験できるようになりました。
あなたもその画面の側に入ることができました。
みたいな。
でも、私が作りたいのは後者の「場所」の方で、一時的な刺激よりも、「思い出」とか「感性」に紐づくようなもの。
で、最初の話に戻ると、このVRは「ゲーム」じゃなくて、「えんとつ町っていう『場所』を作ってるんだよ」って、お客さんの視点(楽しみ方)を誘導する必要があるなあって思いました。
ここら辺は、サロンメンバーさんとテストしながら、一緒に考えていきたい部分でもあるなあ。
今日は、このあと西野サロンのジョギング大会に参加してきます!
行かれる方、ぜひお会いしましょう〜!!
今日も楽しみます😊
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