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オンラインとオフラインの空間の意味づけ

おはようございます。
昨日、ようやっと家のネットがつながり、
お手製パラボラから卒業することになりました。

なんだかわからないけど、ちょっとさみしい気分です。

さて、今日は、『オンラインとオフラインの空間の意味づけ』について、ちょっと考えたことを書こうと思います。

いま、『西野亮廣エンタメ研究所』では『えんとつ町のプペルVR 2』のプロジェクトが動いていて、サロンメンバーさんたちと一緒に、新しいVRの企画・開発を進めています。

(↑まだの方はぜひグループに参加してみてください!見るだけOK!)

ここで、いろいろな開発の裏側を公開しているのですが、週に一度、作戦会議を配信させてもらっていて、ちょうど一昨日もその配信がありました。今回のテーマは、『VRならではの遊び方』について。メインのメンバー4人がそれぞれにアイデアを持ってきて、プレゼンをしました。


いろんな細かいアイデアが出ましたが、多くのアイデアに共通するものとして面白かったのが、『リアルとバーチャルの行動が関係しあう』というもの。

例えば、あらかじめリアルで仕込んだメッセージを、VR内の景色がきれいな場所で表現できたり、VR内で見つけたアイテムをリアルに持ち帰ることができたり。

つまり、リアルに存在する人間関係やコミュニティを利用して、バーチャルでコミュニケーションをして、またそれによって、リアルの関係性も変わる。

そんな風に、オンラインとオフラインをそれぞれ独立して完結させてしまうのではなくて、オンライン上の空間(VRえんとつ町)も、オフラインのいろいろな場所(スナックやZIPなど)と同じように、人が集うひとつの『場所』になったらおもしろいと思います。

ここは、めちゃくちゃ可能性があるし、何より『未来』だと考えていて。

これまでVRと言えば、現実空間、日常生活とはかけ離れた『別世界』に没入するものでした。しかし、VR内の空間がひとつの『場所』になると、「家族でVR内のお店を貸し切る」とか、「VR内で友達に励ましのメッセージを贈る」とかできちゃうわけです。

『別世界』にいくのではなくて、あくまで同じ世界の中で、ただちがう『場所』にいくという感覚。

そうやって、リアルに存在する人間関係やコミュニティをベースに、バーチャルで遊ぶことができて、またそれによって、リアルでのコミュニケーションにも変化が起きる。

これが、VRの空間設計で向かっていく『未来』なのかなと思います。

『バーチャル』というと、手触りがないような、五感が抜け落ちてしまうような、『非日常』というイメージがあるかもしれませんが、これから先の『バーチャル』は、もっと、『日常』に根ざしたもの。

日々の暮らしをより便利にしたり、新たな可能性を広げたり、もっともっと人々の『生活』と結びついていくんだろうなあと思っています。


さて、今日はそんな風に、VRをきっかけに、『オンラインとオフラインの空間の意味づけ』について考えてみました。


エンタメを作りながら、『未来』を想像・設計するのは、めちゃくちゃわくわくする。もっと、いろんな人と考えてきたいです!!


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