私が「オンライン講演会」で、キンコン西野さんに恩返しをしたい理由。
おはようございます。
昨日は財布を忘れたのに、忘れたことに帰宅してから気づきました(#PASMO万歳!)
さて、昨日(株)NISHINOの若手チームでとある発表をしました。
それは、オンライン講演会を開催して、その売り上げでムビチケを支援し、映画に向かうキンコン西野さんを応援すること。
わたしたちは、西野さんのもとで日々エンタメ修行をさせてもらっているのですが、インターン1期生のセトちゃん、2期生のわたしとべえくんの3人で『西野さんから教わっていることを話す会』というテーマでお話させてもらいます!
目標はずばりムビチケ(映画の前売りチケット)1000枚分。
目標というか、もう1000枚は買おう!!と決めてしまったので、やるしかありません。(計算したら、講演会チケット3000枚でした・・・!!)
昨日、まずセトちゃんからその想いを伝えてもらったのですが、
おそらくわたしたちはみんな「インターン」からはじまっていて、「西野さんに恩返しがしたい!」という気持ちは一緒だけれど、そこには、それぞれの想いがあると思っていて。
なので今日は、わたしがなぜオンライン講演会をやりたいのか。なぜ西野さんに恩返しがしたいと思っているのか、を書かせていただきます。
どうしてオンライン講演会なのか
まず、わたしたちが『オンライン講演会』というものを思いつくには、あるきっかけがありました。
それは、6月に行った『キンコン西野さんに勉強を教える会』です。
これは、ある日サロン投稿で、西野さんから「いま自分が持ってるいちばんのおもしろいを教えてー!で、それを配信してー!!」と無茶振りをいただいたことから始まりました。
なんの経験も実績もない学生が、ひとり1時間、です。
しかもそれは無料ではなくて、100円で配信を販売するという条件をもらいました。
そして、無茶振りをいただいてから2週間。
チケットはなんと3800人以上の方に購入いただき、勉強会を無事終えることができました。
ここでわたしが言いたいのは、「人数のすごさ」ではなくて(もちろんそれも半端じゃなかったのですが…!)、こうやって「自分の想いや考えを自由に話させてもらえることのありがたさ」です。
わたしはインターン生になって、西野さんや『西野亮廣エンタメ研究所』のみなさんのおかげで、普通では絶対届かないような立場や数の方に、自分の言葉を受け取ってもらえるようになりました。
そんな1日、2日で自分の能力が爆上がりするなんてことはなくて、ただただ環境とタイミングのおかげなんです。
いくらおもしろいことを考えていても、素晴らしい言葉を並べても。
受け取ってくれる人、届けられる環境がないと、それは人に伝わらない。
このnoteだってそうです。
西野さんが積み上げてきた信頼や影響力をお借りして、成り立ってるんですね。
ただ、そうやって借りていることは前提で、あの時西野さんは、「自分のいちばんのおもしろいを教えて」と言ってくださいました。
サロンの宣伝になる、とか、映画が広まるとかってことは一切置いておいて、まーちゃんっていうわたし個人の感性でおもしろいと思っていることを教えてほしいと言ってくださったんです。
そこでわたしは思い切って、西野インターンっていう環境とは離れた世界の話、大学で研究してる都市とアートのこととか、ドイツに行った時のこと、いつか作ってみたい公園の話をさせてもらいました。
その結果、同じような興味を持っていた方や、逆に全然ちがう感性の方まで、いろんな方に、より深く興味を持っていただけて、つながらせてもらえるようになりました。
この経験は、わたしにとってひとつ大きなターニングポイントになっていて。
だって、こんな場所っていまの世の中に全然ないんです。
「役に立つ」とか「効率」とか、そういうものさしから離れて、ただただ自分がおもしろいなあと思ってる「未来」について話して、それをこんなにたくさんの方に伝えることができる。
まだ何も成し遂げていない自分だからこそ、
「こういう未来になったらおもしろそう」
それを言葉にしていくのは、めちゃくちゃ大事だし、尊いなって思いました。
それを教えてくれたの西野さんだし、それに気づく機会を与えてくださったのも西野さんです。
もちろん、西野さんからいただいてるチャンスはこれだけではなくて、ルクア大阪での個展の責任者をやらせてもらったり、いまはVRの開発を任せてもらったり。
他にも数え切れないほどあるのですが、でもあの講演会は、「エンタメを作る人・届ける人」になっていきたい自分にとって、すごくすごく大きなポイントでした。
だからこそ今回は、また同じオンライン講演会で、そして今度は3人で、西野さんの映画を少しでも後押ししたいと思いました!
どうして恩返しがしたいのか
ここまで書くと、というより、日頃(株)NISHINOの活動を見守ってくださっているみなさんなら、もう若手が西野さんからあらゆるものをもらいまくっていることはご存知だと思うんですが・・・
「どうして恩返しがしたいのか」
あえてこれを言葉にすると、「西野さんが、『希望』って言葉を大真面目に使う姿を見せてくれたから」です。
わたしがインターン生になった時、西野さんがサロン投稿でくださった言葉です。
「頑張っても、どうせ無理だ」が蔓延しているから、頑張れる気になれない。「もしかしたら、やれるかも!」という勘違いすら、できない。
おかけで、芸能人の不倫ネタ等の、“自分の知能で片付けられる問題”だけと向き合い、
本質的な問題から目を背け、
学ぶことを止め、
お金持ちの稼ぎ方を批判し、
稼ぐことを放棄し、
選択肢を失い、
ストレスをため込んで、
そのハケ口として不祥事を起こした有名人を叩く。その繰り返し。
今、この国に足りないのは『希望』で、「意外といけるかも」という勘違いだと思います。
このサロンには、1万人以上の経営者さんが入られていますが、彼らは総じて、「さぁ、どうする?」という目をサロンに向けています。
つまるところ、僕らは戦い方(進み方)を見せなければなりません。
「こうやれば、いけるよ」といった。
特に響いたのは、「今、この国に足りないのは『希望』で、「意外といけるかも」という勘違いだと思います」という言葉。
これを読んだ時、「ああ、『希望』って使っていい言葉なんだな」と思いました。
「希望」ってよく使われる言葉だけれど、どこか「標語」みたいになってて、そこに実があって、本気で届いてくる言葉になかなかなっていない。
でも西野さんの言葉はすごく説得力があって、自分よりずっと年上の、いろんな世界を見てきたであろう方が、本気でその言葉を使っている姿に、すごく勇気をもらったんです。
もちろん、それはただ「言葉」や「口先」だけの話ではなくて。
この8ヶ月、西野さんのそばで、西野さんがエンタメに向き合う姿を見させてもらって、時には同じ船に乗せてもらって。
その言葉を本気で形にしようとする姿を見させてもらいました。
そして、そのひとつの大きなゴールが、年末公開の『えんとつ町のプペル』につながっていることは、もうわかっています。
だったらもうこのタイミングで、私たちにできることをやるしかない。
そう思ってます。
もちろん私たちだけでできることなんて全然なくて、だから「オンライン講演会」って形で、みなさんに応援していただいて、なんとかこの想いを届けられたらと思ってます。
映画公開の1ヶ月前に、わたしたちに恩返しをさせてください。
どうかよろしくお願いします!!!
キンコン西野さんから教わっていることを話す会
■2020年11月25日(水)21:30〜22:30
Vimeoの配信リンクをお送りします。
(アーカイブあり)
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