季節の流れをチューニングする。
おはようございます。
地元の阪急電車に乗ると、思わずふかふかの椅子に指で落書きしてしまうなあと気づいた今日この頃です。
関西に帰ってきて、6日目になりました。
プペルブロードウェイの上映会をしたり、VR開発をしたり、川西でVR体験会をしたり。
気づけばあっという間に時間が過ぎています。
思えばいつも、旅先で季節の変化に気づくことが多い。
前に大阪に来た時も、8月の頭で、「夏がきてる!!!」と思いました。
今回は、急にふっと風が涼しくなって、空が薄くなって、町の空気がすん、としていて。
「あ、秋がきてる」と思いました。
ふだん東京にいると、ここ最近は家と渋谷オフィスを往復する毎日で、見える景色も都会、都会、都会。
渋谷は渋谷なりに季節は流れているけれど、五感から感じる変化はあんまりなくて、むしろニュースやショッピングモールなど、「情報」として入ってくる変化が多い。
こっちにきてからは、駅を降りるたび、ふわっといろんな風を感じていて、今日川西市の滝山駅に降り立った時も、一気に「秋」を感じました。
「夏の終わり」というよりも、もう完全に秋の中に入っているなあと。
私の地元の阪急神戸線から見える夕焼けも、空一面がピンクになっていて、「ああ、こういう感じしばらく忘れていたなあ」と思いました。
私は、こういうのを感じとる“センス“はすごく大事にしたいなあと思っていて、それは単に「リラックスのため」というよりも、人の心を動かすものを作るのに、すごく大事なセンサーなんじゃないかなあと思っていて。
いまおんなじように町で生活している人たちが、どんな五感を感じていて、どんなきもちを持っているのか。
遠回りかもしれないけれど、そこをチューニングしておくって、エンタメとかアートとかを届けるのに、大切なんじゃないかなあと思っています。
最近、プロジェクトのタスク管理表の日付しか見ていなかったけど、こうして外で流れてる時間もキャッチしておきたいなあと思いました。
と、そんな、日記みたいなnoteで今日は閉じさせてもらいます。
そろそろ秋用のベレー帽をたくさん仕入れたいなあと企んでます。
いい色があれば教えてください。
というわけで、連休明けもがんばりましょう〜
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