初めて入院した時のこと
ずっと一人で抱え込んで突っ走ってきた。毎日のように何かしらの薬を乱用して、時には死にたくてたまらず、時には無気力で寝込み、それでもそれを誰かに話すこともせず毎日大学に通って"普通の人"のように振る舞っていた。
限界まで来て、諸々のキャパシティも超え、糸が切れてしまったかのように駄目になった僕が初めて入院した時のこと。
その日は希死念慮が酷くて、誰か助けてくれないかなと思って、大学にある『なんでも相談コーナー』という予約不要の施設に駆け込んだ。どうしましたか、と問われて、一