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動機づけ

人が一定の目標に向かって行動を開始し、それを維持する一連の働きを動機づけといいます。人の内部にあって行動を引き起こす内発的動機づけを動因、外部から人の行動を誘発する外発的動機づけを外因と呼びます。

Hullの動機づけに関する動因低減説では、人は動因によって行動を開始し、動因が満たされることによって行動を終えると考えられています。

これに対して、知的好奇心などのより高次な欲求に基づく内発的動機づけの理論では、また違った見方があります。
Maslowは、欲求をより基底的なものから上層のものまで分類し、欲求階層説を提唱しました。下から順に生理的欲求、安全・安定の欲求、愛情・所属の欲求、承認欲求、自己実現の欲求があります。
前者4つは欠乏欲求といわれ、満たされる度合いが少ないほど強くなり、満たされることで減少します。自己実現の欲求は成長欲求といわれる高次なものです。
下位の欲求が満たされないと、上位の欲求を追求することはできません。

欲求階層

出典: https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/ma/maslow


短い記事ですが、今回はここまで。まだ動画しか見ていません。有斐閣の『心理学』を読んだ後にもう少し追記する予定です。
参考↓


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