保護ねこ兄妹きょうのスナップ17 バーチャル体験
ねこの眼は動体視力に優れ、ほんのわずかな光さえあれば暗闇でも物を見ることができる。だけど、通常の視力は人間の十分の一くらいだという。
今日の保護ねこ兄妹レン&キンちゃん、北海道の大自然を映し出すテレビに夢中。ねこ達の眼には、映像ってどんなふうに映るのだろう? 見たこともない鳥や魚、ときに自分よりも大きく映し出されたりするのを見て何を思うのだろう?
多頭飼育の崩壊現場から救出されて、わが家にやってきたレン&キンちゃん。エサや飲み水にこと欠く日もあったろう。幼くして生命の危機にさらされるようなこともあったかも知れない…
新しい棲み家は都内のマンションの3階。外に出してやることもできない。食べ物や温かいねぐらは提供してあげられるけど、おそらく鳥や魚のいる自然のなかに連れて行ってあげることはできないよ。
ほんとうに、これでよかったのだろうか? ねえ、君たちは幸せ? 今日は東京に3度目の緊急事態宣言が発出されて、私もまたステイホーム。家族や友人にも会いにくくなっちゃうみたい。ジムや珈琲屋さんにも行けなくなっちゃうみたい。
人間は、みんな、ただ幸せな社会に向けて頑張ってるんだと思ってきたけど、それぞれの立場の、それぞれの思惑を主張し合ってるのが露骨に見えてきちゃったよ。さあ、どうしようかねぇ? どうしたらいいんだろうかねぇ?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?