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【鳥取100キロハイク】面白そうだから、境港から鳥取砂丘まで歩いてみた。

天候 晴れ
今歌「ワンダーフォーゲル」くるり


やっほー!!!おはよー!!!!
今年は、振り返れば色んな催し事をしたなと思います。来年に繋げていきたい企画もいくつか。その中の筆頭が『鳥取100キロハイク』、今年の4月1日(土)2日(日)に鳥取県で初開催しました。今回はそんな企画を振り返り。




■鳥取100キロハイクってなに?


『鳥取100キロハイク』という企画。境港から大山、倉吉を潜りぬけて鳥取砂丘まで歩ききる催しだ。本当にシンプルなイベント。


”鳥取”を歩いたことはありますか?鳥取100キロハイクは、鳥取県を二日で横断するウォーキングイベントです。スタートは境港、ゴールは鳥取砂丘。本当の”鳥取”をまだ知らない知りたいあなた。歩くことは誰にでも開かれた運動、老若男女年齢問わず、一緒に鳥取を歩いて横断しよう!

引用元:「鳥取100キロハイク2023」応募フォーム


企画のはじまりは自分の思いつき。今年のはじめに「歩く旅」がしてみたいなと思い立ち、「どうせなら鳥取をまるごと歩いてみよう」と思ったのがはじまり。


境港から鳥取砂丘まで距離もだいたい100キロなのでキリもよい。そして、一人で歩くなら、友達や興味がある人も誘ってみよう。と形になったのが『鳥取100キロハイク』なのだ。


ちなみに母校である早稲田大学では、大学三大行事の一つに『早稲田100キロハイク』がある。希望者が溢れて常に抽選、1,000人を超える参加者。過酷さにも関わらず、大学での一番の思い出に『100キロハイク』を挙げる人も数知れず。


参加したことはないけれど、記憶の片隅にはあり、それが『鳥取100キロハイク』というネーミングにも繋がったのかもしれません。


■鳥取100キロハイクのコース


実際に歩いたコースはこちら。コーズ全体像のグーグルマップも。ペースメイクのため、全体を6区に分けて各区間を設定しました。実際に下見をして決めたコースがこちら。鳥取100キロハイクと銘打ってますが、実情は鳥取108キロハイクです…!


第一回 鳥取100キロハイク/コース全体マップ
全長:108.7km


第1区(境港市「美保湾展望ビーチ」~大山町「大山パーキング」)
22.9km(累計22.9km)
URL:https://goo.gl/maps/n3WNiqPeQhyFQxvA6

第2区(大山町「大山パーキング」~琴浦町「道の駅 ポート赤碕」)
20.4km(累計43.3km)
URL:https://goo.gl/maps/hwWpu1WBgsLugaLbA

第3区(琴浦町「道の駅 ポート赤碕」~倉吉市「旧大石小児科」)
18.7km(累計62km)
URL:https://goo.gl/maps/sPiEbkeTgXMjG1ju8

第4区(倉吉市「旧大石小児科」~湯梨浜町「JR泊駅」)
15.6km(累計77.5km)
URL:https://goo.gl/maps/nQsix3Hi4enTmUW9A

第5区(湯梨浜町「JR泊駅」~鳥取市「道の駅 神話の里・白うさぎ」)
19km(累計96.5km)
URL:https://goo.gl/maps/7ysMKcYx3t9g3dQh8

第6区(鳥取市「道の駅 神話の里・白うさぎ」~鳥取砂丘SANDBOX」)
12.2km(累計108.7km)
URL:https://goo.gl/maps/f99NSumbUDT1exwXA

第3区のゴールの倉吉市「旧大石小児科」が一日目ゴールで仮眠スポット。鳥取100キロハイクでは、仮眠を必ずとるスタイルで実施しました。


■実際に歩いて、どうだった…?


記念すべき第一回『鳥取100キロハイク』では、10人が参加しました。仮装しながらハイクする参加者も。初日参戦のみの参加者を覗き、結果としては6名が完歩。3名が途中離脱となりました。

スタート集合写真。



もちろん僕も歩きました。結果は36時間かけて完歩。足はボロボロ。肉体が限界のなかで「もう終わりか?」「限界か?」、足を止めるキッカケが幾度となくやってきます。そんなギリギリの肉体状態、初体験でした。


そんな状況を乗り越えられたのは、間違いなく一緒に歩くメンバーがいたから。一緒に歩くと、限界なのに足が動くのだよね。本当に不思議だった。限界のなか、みんなで一緒にあるく経験は何事にも代えがたくプライスレスでした。


ゴールで完歩賞を掲げて記念写真


普段は車で通り過ぎてしまう景色を、歩いて感じられたのも格別でした。歩くなかで、ゆったり変わりゆく、本当の鳥取の景色がとても贅沢でした。間違いなく景色も歩きの後押しになりました。そしてゴールの瞬間の感動……ぜひみんなにも味わってほしいです。


過酷すぎて、また歩こうとは到底思えないけれど、人生に一回は経験するべきイベントだなと心から。これは歩いてみないと伝わらないのだけど、だからこそ人生で一回は経験してほしい。


実際に参加したメンバーの歩行記もあるので、興味ある人はぜひ覗いてみてください。



■来年はどうなる?


鳥取100キロハイク、来年もやります。日程も決めました。毎年やっていきたいと思っています。コースは多少変わります。決定後は、コースを事前公開。沿道で歩く人たちを応援する人も現れたら嬉しいですね。鳥取県に暮らしていても、本当の鳥取を知らない人はたくさんいます。暮らしてる人にこそ、鳥取100キロハイクで『鳥取』を感じてほしいです。


ちなみに来年は、2024年5月4(土)5日(日)に開催予定です。ゴールデンウィークのど真ん中。ゴールデンに100キロ歩きたいなんていう人いるのかな。4月頃にエントリー開始予定です。


今回は『鳥取100キロハイク』についてまとめました。もう歩く気はないと言ってたけど、人間って不思議なもので過酷さを忘れちゃうんだよね。つまり、『鳥取100キロハイク』にまた参加したいと思ってる自分がいます。(おそろしい笑)


■最後に


第一回鳥取100キロハイクを開催するにあたって、サポートしてくれたメンバー(まりごん、りかっぴ、なっちゃん、みっちー)、仮眠場所提供してくれたこーみーハウスさんに、改めて大感謝。みなさんのおかげで、歩くことに全力で向き合えました。一日目のゴールに到着した時のカレーとスープは、身体に沁みすぎました。そしてゴールまで見守ってくれて閉会式、本当にありがとうございました。


それではまた来年。あ、来年一緒に運営したい変わり者の方もいればぜひ声かけてくださいね。鳥取100キロハイクスタートの地、境港でお会いしましょう。


身体に沁みすぎたスープ(なっちゃん作)とカレー(みっちー作)
二日目も炊き出し大感謝
待っててくれてありがとう。ゴールで閉会式。リアルりかっぴ、オンラインまりごん。
完歩賞


■紹介したいもの


■早稲田100キロハイク
過酷さにも関わらず、圧倒的満足度を誇る早稲田の三大行事。「鳥取100キロハイク」の楽しみ方に繋がることも書いてます。


■フォトマトペ
「フォト」と「オノマトペ」を使って遊ぶ、なんだか楽しい新感覚ボードゲーム「フォトマトペ」。ゲームに出てくる鳥取のスポットを、鳥取100キロハイクなら歩いて感じれちゃいます。


■トマシバ

鳥取県大山の麓。鳥取100キロハイクではコース外になってしまう標高300m、日本海が一望できる広大な芝畑。景色をひとりじめ、一日一組限定のグランピング。野外映画にテントこたつに焚き火もあるよ。※現在2024年4月1日~6月2日まで予約可能。


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