子どもに読書ノートを与えた結果

・子どもに読書してほしい、でも強要はしたくない。

そんな方に朗報です。私は子どもに読書を勧め、ある程度定着させることに成功しました。以下のとおり実行すれば、もしかしたらお子さんが自発的に読書するかもしれません。自主性を促すものですのであくまでもするかもしれませんということを重ねて申し上げます。

子どもに読書ノートを与えた

ある日、何となく子どもに読書してほしいなと思い(そこまで期待はしておりませんでしたが)読書ノートを与えました。

子どもが好きなキャラクター(ドラえもん)でもあったので少しでも楽しめたらと思いこちらを購入しました。

子どもには自主的に読書してほしいという思いが強かったので投資だと思って(ほとんど投機ですが)読んでくれたらラッキーくらいに思っていたのでした。

皆さんなら子どもに読書を自発的にさせたい場合、どうしますか?私なりに考えて実践したことを具体的に記していきます。

子どもの前でひたすら読書

まずは、環境を整えてあげる必要がありますね。子どもが読書をしやすい環境は何かというと、不必要なテレビを付けないはもちろんですが、一番良いのは親も読書することです。

子は親の真似をするものです。親がひたすら読書をしていたら気になって自分もしてみようと思いますよね。うちは子どもが寄ってきて「今何ページ読んでるん?」など、気になっている様子でしたね。

「なんだ、自分も読書しなきゃいけないのかよ」

と思った方が万が一いましたら申し上げます。当たり前です。私は自分が子ども時代から疑問を抱き、そして親になって確信したことがあります。それは親が勉強しないから子も勉強しないということです。読書とは少し違いますが、似たようなものですのでこのまま説明します。

大概の人が親に「勉強しなさい」と言われた経験があるかと思います。ですがその中で「親が勉強していた」のは数えられるほどしかいないはずです。別に自分もしているからお前もしろというわけではありませんが、次の項目でお話しする内容の説得力にかかってきます。

たまに読書の楽しさを伝える

読書を自分でも楽しむので、子どもに対して読書の楽しさを教えることができます。楽しさに加えて、メリットなども教えることができますね。

先ほどの論点に戻ると、私が親となって確信を得たのがまさにこの部分です。親はやらせたいことを子どもに強要するのではなくて、自らが行動して楽しさを伝えるべきであるということです。

私は親から強要される勉強が嫌で仕方がなかったです。もちろん習慣にならず、塾に行かされているからやっている状態でした。勉強する理由を尋ねても「〇〇学校(親が入れと言う学校)に入るために決まっているでしょ。入りたくないの?」…やるせないですね。入ってほしいのは周囲に自慢したい親の方ですし、あんた勉強やってないですやん。

そうではなくて、ここが楽しいんだということを実際にやっている人から教われば「そうなんだ、やってみようかな」となりますよね。ですから、親にできることは、「楽しさを伝えること」だと思います。

そして、子どもが自発的に読書を始めるまで、ただただ見守ります。

進捗状況に介入しない

せっかく自発的に読書するようになったのに、逐一「何冊読んだ?いつ読み終わる?次はいつ読むの?」など質問攻めしていると嫌になりますので、ここはあえて何も言わずに見守るのが吉です。

ただ、注意が必要なのが、子どものほうから逐一言ってくる場合です。それはおそらく承認欲求に駆られています。つまり、本を読むことが目的ではなく親に褒められることが目的になっている状況です。うちの子が一時期そうでした。

承認欲求については賛否両論ありますがここでは言及しません。ただ、私は人生において承認欲求は不必要だと考えているのと、本来の趣旨ではないことから子どもに読書を辞めるように介入しました。

今となってはこれが良かったのかもしれません。子どもの読書に対する熱が一旦リセットされて全く触れない時期がありましたが、親はというと読書しまくりです。やっぱり気になって再スタートの流れになりました。

趣旨と違ってきたら介入し、あとは見守るという姿勢が大事ですね。

さいごに

結局、与えた読書ノートは3か月の時を経てコンプリート(50冊分)されました。

次は、100冊読むんだと張り切っていましたので、100冊分記録できる読書ノートを与えました。(子ども用がなかなかなくて本屋で練り歩きました)

子どもにやらせたいことは自分もしろということと、強要ではなく共感を得られるようにすること。あとは意外とやらせたいことは辞めさせるということもありだと感じました。

それではまたっ

参考文献

子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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