サントーシャ(知足)ってご存知ですか？

みなさま！


\あけましておめでとうございます/


ヨガインストラクターで
キネシオロジストの
森まあこです。


noteは随分ご無沙汰になっていましたが、
楽しみながら投稿していきますので、
今年もよろしくお願いいたします＾＾



さて、
私は今年から「とあること」を始めました。


それは…

寝る前までに
「今日あった良いこと3つ」を思い出して
スマホのスケジュールにメモする

ということです。


「今日ってなにか良いことあったけ…？」

って思うような日でも、
1日を振り返ってみると

「意外と良いことあったじゃん♪」

という気持ちで1日を締めくくれます。



ヨガの教えの中にも
今日あった良いことを3つ思い出す
と似たような考え方があります。


「サントーシャ(知足)」

という教えです。



ヨガを練習している方にはお馴染みの
ヨーガ・スートラという書物があります。
(ヨガの経典のようなものです)


サントーシャは

「ヤマ(してはいけないこと)」の教えの中のひとつです。
(ヤマは全部で5つあります)


日本語だと

「足るを知る」です。



足るを知る、の意味は

「今持ってるものでも十分足りていることを認識し、必要以上に求めない」

ということです。



例えばみなさんは、

「あの人みたいな顔や体型になりたいな〜」

「あの人みたいにお金持ちになりたいな〜」

「もっとお金や服がほしい！！」

こんなふうに思ったことはありますか？



「こうなりたい」

「羨ましいな〜」

という気持ちが行き過ぎて、

「私は物理的にあんなふうにはなれない🥲」

「現実とかけ離れててつら過ぎる🥲」

って思ったことはありませんか？


わたしはあります(笑)


物欲って生きるうえである程度は必要だし、
もっとキレイになりたい！とか、
もっとレベルアップしたい！とか、
そういう気持ちはすごく尊いと思います。


だけど、
もっともっとって思う故に辛くなるのは、
今すでに持っているもの、
すでに得ているものに対して
目をむけているのではなく、
持っていないものに対して
「過剰に」執着してるから。


ここに囚われていると、
「ないものねだりトランス状態」が続きます。


昔の私で例えると、

着たいと思う服を持ってない！
↓
雑誌をみる！
↓
かわいいのみつけた！
↓
とりあえず買ってみる！
↓
買ってみたものの結局着ない
↓
手持ちの服は増えたけど着たい服がない
↓
最初に戻ってこれが続く…


これだと服は増えるけど、
「着たいと思える服」が増えないの、
わかりますか？


なぜなら、
お買い物に行く前に

●いつもどんな服装をしているのか
(スカート？パンツスタイル？重ね着？など)

●私はどんな服装が好きなのか
(コンサバ？カジュアル？シンプル？など)

●手持ちの服とコーディネートできるのか
(すでに持ってる服と被ってないか？)
(持っている服と組み合わせて3パターンくらいは考えられるのか？など)

そんなことを考えてないから(笑)


結局いつも着ている服装が

心地良いし好き♪

って思ってるスタイルだったりするのに、
そこに目を向けれてないんですよね。


手に入れても手に入れても
足りないって思ってしまう、

ないものねだりトランス状態が起きるのは、

今の自分が既に持っているものに
気づいてないからなのかもしれません。


ヨガの考え方は、
常に「今」に目を向けること。


ないものについて考えることは
「今のこと」のように思えて、
この先も持たなければ「未来」のことだし、
ずっと持たなければ「過去」のことになるし、
実は全然今とは結びつかないんですよね。



サントーシャを意識することで
「今の自分がすでに得ていること」に
フォーカスするので、

「わたしって意外と恵まれてる♪」

って自然と思えたりするし、

「今の手持ちの服でもじゅうぶん満足できる」

って気づけるかもしれない。


「ありがとう」

って思えることもきっとあるはず。



そしてなにより、

「今を生きてる」

ってことを思い出させてくれます。


今のわたしは、
ないものねだりトランスは
ほぼ脱出しました！！

ですが、
考え方のクセって根強いので
サントーシャは実践し続けています。

ヨガ練習している人も、
していない人も、
サントーシャを実践してみるのは
ほんとうにおすすめです！


既に持っているものや
良かったことを思い出して
ノートに書いたりスマホにメモが

めんどくさいな〜

って思う方は、

通勤帰りや寝る前に

頭の中に思い浮かべるだけでもOK！


気になったら即実践してみてください✨


(そしてその感想を
コメントや投稿でシェアして頂けると
すごーーく私が喜びます。)


今年もこんな私を
よろしくお願いいたします。