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銭湯に詣づ ー詩ー

銭湯に詣づ

番台より
稚児二人分の料金まかるれば
心、湯に浸かるより前に温まるる

カランより出づる熱き湯
わが汚れを洗い流す

湯に浸かれば
三日分の疲れ溶けき

思ふに
湯舟の広さと疲れを取る量は比例す
自宅の風呂は自分一人の一日の疲れを取る
銭湯は三日分を取る
広き温泉なら七日分を取る
シャワーは汚れしか落とせぬ

子と入る俺の疲れは日々一日分も取れぬことを知る。

感想

久しぶり(3年ぶりくらい)に銭湯に行ってきました。
ゆっくり広い湯に浸かるのは良いものです。
3歳児はだいぶ良い子で入ってくれるようになりました。
本当はもっと心を無に、いや、自分と会話しながら入りたい。

独身のサウナー共め。
あるいは子供を妻に預けて遊び呆ける馬鹿共め。

帰ってビールを飲む日曜日の夜。

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