家事に必要なのはクオリティ力よりリカバリー力

この記事は自分が「面倒くさがりで家事スキルが低い」からこそで活用できる内容であって、素早く完璧にこなせる人には当てはまらないかも。

特に子どもがいる我が家において、家事をする時に必須なのは瞬時に綺麗な状態に修正する力だ。

キッチンもそう、寝室もそう、作業兼遊び部屋も。別におしゃれじゃなくていい、ぐっちゃぐちゃの汚部屋にされても1分でいつも通り綺麗な状態にすることができる方が価値があると言い切れる。

ドラマに出てくる様なおしゃれな部屋は現実味がない。家の中に物を増やして様々な場所に小綺麗に整理整頓するのは大変だ。

どんなに綺麗な部屋も子どもは5分でその部屋を見栄え0点にする。物が多くインテリアをきちんとしてるほど修正が難儀だ。

子どもがいる家庭の家事は常に仕事が増える。子どもは予期せぬ事をめっちゃやるから。なのに修正に時間がかかる部屋の管理なんてもうやってられない。

部屋はいつでも綺麗な方がいい。スッキリしてると精神的に軽く感じる。それは精神を穏やかにする効果があるので、育児や仕事へのパフォーマンスにも繋がる。

綺麗な部屋=全ての活力なのだ。

物の置き場を決めてなかった時は最悪だった。掃除機は頻繁にやらないといけないのに、バッグやら布団やら収納ができてないのて毎回どかさないといけないのは苦痛。

「何だそのくらい」と思う人もいるだろう、たしかにその程度だ。でも自分達にはその一手間さえ惜しいのだ。仕事は増える一方なのに物事が毎回スムーズにいかないとやる気が失せてくる。

そんなことが続けば掃除が雑になるイライラが募るかで結局ダメージでしかない。

そのダメージ1つひとつを侮ってはいけない。自身の精神の健康や子育てに注ぐ時間を確保するのはむしろ責任だ。

リカバリーしやすい部屋とは

正直なところ、我が家では理想通りにできていない。今まで語ったことを自分がどれだけ正しいと思っても、それは自己満足。

でも理想を叶えるとしたら何をするか。

障害物はおかない

まず部屋の障害物を全て取っ払うと思う。家具以外の物質も床に置かない。簡単にいうと部屋の中を何かにぶつかることなく散歩できる状態。

部屋の真ん中に配置されたソファ、そして廊下を圧迫するラックや洗濯カゴ。これらは必要ないなら捨てるか隅に置けるよう工夫する。

ソファは正直、ダラダラするための道具だから要らない。掃除機するにも歩くにも邪魔すぎる。別に床でテレビ見ればいいし、最悪見なくていい。

布団

布団は絶対に押し入れへ入れる。我が家では寝室の見えるところに畳んで置いているが、それが「出しちゃおー」とか「どうせ使うからそのままでいいやー」っていう甘えになる。

布団は見えてると心が起きないと言うが本当にそうだと思う。人は弱いので、ついつい寝転びたくなる。しかも埃を放出しまくるからマジで手に負えない。

おもちゃの片付け

おもちゃ箱はおっきい物を一つ用意して。そこに全てをぶち込む。子どものおもちゃの使い方知ってますか?使う物使わない物事が関係なく全て床にぶちまけることです。囲まれるとワクワクするんです。

だから4段カラーボックスとか用意して1段目にあれを入れて2段目にこれを〜なんてお行儀のいいことはしない。考える時間がもったいないんだ。ワイルドにいこう。

掃除

掃除機やクイックルワイパーはよく使う場所に配置する。サッと取り出して、サッと片付ける。そのフットワークの軽さが怠け心に勝利する。

食べかす、水、砂、なんかのベタベタ。ありとあらゆる物で床を汚してくるし、しかも放置できる物でもない。カフェの店員ばりに床のリカバリーできるのがベスト(カフェの店員でした)。

洗い物

洗い物にもコツがある。皿の形は多くても3種類くらいに揃え、コップはプラスチック製の物だけを使う。そしたら片付けも流し台におく時も綺麗に重ねられる。イライラしてても割れる確率が減るのでおすすめ。

持論、家事の効率化は飲食店のホールに似てる

他にも色々あるけど、大まかなのはこれくらいかな。イメージしやすいのは飲食店だと思う。

飲食店は開店前に毎日掃除する。営業中も床やテーブルが汚れたらすぐ掃除する。洗い物は基本残さず、テーブルの上のナプキンなどの消耗品はすぐ補充できるようにしている。

もともと自分がカフェ系レストラン系の仕事をしていたから結びつけたのかもしれない。

飲食店では清潔が大事、だけど常に人手不足だからいかに限られた時間でそれなりに綺麗にするかを考える。自分の場合、40名規模のホールを1人で回す仕事を数年やっていた。

しかもスピードも起点もきかない鈍臭いやつだから、何が起きてもすぐ対処できる準備とシンプルな空間作りを余儀なくされたのだ。

多分、自分が管理する飲食店のホールなら大勢にぐしゃぐしゃにされても3分で元通りにする。子ども達が起きる前に飲食店並みの準備ができていたらどんなに忙しくてもこなせる自信があると豪語しとこう。

結論、いっそのことカフェを家にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?