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G7広島サミットニュース(2023.5.29)

こんにちは。
今週のMaaRトピックは、5/19~21に広島市で行われていた主要7カ国(G7)広島サミット関連の記事をご紹介します!

広島サミット

1. G7広島サミットの重要課題

2. G7広島サミット(セッション7「持続可能な世界に向けた共通の努力」概要)

【参考】G7広島首脳コミュニケ(2023年5月20日)(仮訳)全文

https://www.g7hiroshima.go.jp/documents/pdf/Leaders_Communique_01_jp.pdf?V20230521

MaaR事務局まとめ

①は、G7公式サイトに掲載されている、G7で議論された内容の概要です。「法の支配に基づく国際秩序の堅持」「グローバル・サウスへの関与の強化」という2つの視点を軸にまとめられており、重要課題の一つとして、「気候・エネルギー」 が挙げられています。先述の「法の支配に基づく国際秩序の堅持」という視点は、ロシアによるウクライナ侵攻という国際秩序の根幹を揺るがす事態が背景にあり、別格での対応が迫られています。「グローバル・サウスへの関与の強化」という視点には、「気候・エネルギー」が含まれていますが、地球規模の課題への対応のため、G7による積極的な貢献に限らず、G7の呼びかけを通じてグローバル・サウスと呼ばれる国々への関与を強化する、という方向性での議論がなされていたとのことです。
 ②は、外務省公式サイトに掲載されている、G7広島サミットのセッション7「持続可能な世界に向けた共通の努力」で議論された内容の概要です。各国の事情に応じて、対応方法の道筋は多様なものの、ネット・ゼロという共通のゴールを目指すことの重要性や、クリーンエネルギー移行に不可欠なクリーンエネルギー機器や重要鉱物のサプライチェーン強靱化の必要性を共有し、岸田総理からは、今回の議論をCOP28等の機会における更なる行動につなげていきたい旨が述べられたとしています。


3. 「核なき世界」や気候変動、AI対策での結束を確認 G7広島サミット閉幕

4. 気候変動、かすんだG7サミット 温室ガス削減で大きな前進なし

MaaR事務局まとめ

 続いて、③は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、④は毎日新聞による総括記事です。
 G7広島サミットのセッション7「持続可能な世界に向けた共通の努力」を踏まえた首脳声明で、気候変動問題に関して「世界の産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えるために我々はこの勝負の10年に行動を拡大する」「遅くとも2050年までに世界の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標は揺るがず、30年までに19年比で約43%、35年までに約60%削減する緊急性が高まっている」とし、従来の目標は不変で、行動をさらに拡大するという前向きな声明が出された一方で、記事④のように議論が進展しなかった論調の発信も見受けられました。
 より詳細な議論が交わされた、今年4月に開催された、G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合での内容も踏まえ、新しい政策等の打ち手に進展があるのか、今後注目です。当社からのお知らせ

お知らせ

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