見出し画像

障がい者とペット

今日の内容は、重たい内容になります
ペットと障がい者というテーマです

ペットをこよなく愛している方、動物愛護の精神が強く強くある方にはお勧めしません。
たぶん怒りしかわかないです
それでも、現実を知りたい方は、どうぞ、お進みください

一応、柔らかく表現するように努力します

私自身、動物は大好きで、犬、猫、サルと飼ってきています
現在は、3にゃんいます

私は仕事で、障害のある方のご自宅を訪問し、聞き取りを行ったり、福祉サービスの調整を行ったりしています
ご自宅に行くと、目を覆いたくなる状況があります

①目に見える範囲でゲージが8。
中には猫。
ゲージは、ワンちゃんねこちゃんようのものではなく、うざぎさん用?鳥さん用?のサイズ
明らかに間違っている
猫はどうしたの?と聞くと、外で泣いているのをかわいそうだと思って連れて帰ってきた。とのこと
その時に保護した猫は1匹
またまた別の日に1匹
またまたまたまた別の日に1匹
そうこうしているうちに子供も産んじゃって・・・
これ以上増やすと飼育崩壊になるじゃないですか?だからゲージに入れたんです
と話す
いやいやいやいや・・・・・・
ちがうんだよ。
それは保護したって言わないし、ちゃんと飼っているとは言えないんだよ…
でも、私にその人から猫を保護する資格はない。
猫が助けてくれって言ってくれたら助けられるかもしれないけど、静かに寝ているだけ。
きっと・・・外にいた時のほうがよかったって思っているんだろうか?そう思っちゃうよね。
ごめん。
その後、私はその方の自宅に行かなくなってしまい、猫の状況分からず

②障害のある二人が一緒に同居している
+ワンちゃん①
ワンちゃんは毛がぼさぼさ。
やっぱり、ペットの飼育状況は悪い
狂犬病の注射時期になると、注射したか確認。
注射はしている様子
散歩はしているの?と聞くと、連れてってもあるかなかったから、散歩嫌いなんですと。
え?
散歩の練習は何回くらいしたのかな?
1回です
えぇ?
じゃ、ワンちゃんはずっと家の中にいるの?
はい
えぇぇ??
うそでしょ(心の叫び)
ワンちゃんは散歩の練習が必要だよ。
と話すと、でも、もう家の中で動いてるからいいんです。
いやいやいやいや
ワンちゃんは、良いと思ってないかもしれんないよ?
ふと、首輪に手をかけると、まったく余裕なし
ぎょぇぇぇぇぇ(心の叫び)
やばいやばい(心の中で叫ぶ)
首輪少し調整していいかな?
あぁ、どうぞ
緩める
ふぅ・・・
首輪の調整はいつしたの?ときくと、
え?してないです。苦しくなさそうだったし
え???
なにを言ってるんだこの人たち
これは時々、首輪チェックだな

軽めの案件を2件出しました
心に病を抱えている人は、ペットで寂しさを埋めようとしたり、ペットのお世話をすることで、自分への役割を持たせようとしたり・・・
知的に障害のある人は、お世話の方法がわからないままに飼い始めていたり・・・
もちろん、ワンちゃんや猫ちゃんにとって幸せな生活を一生懸命考えて取り組んでいる方もたくさんいます
数は少ないですが、残念な方もいます

正しいペットとの生活指導をする人がいないんです
そういう役割の人が必要な時代です。

また、ペットと共生するといってグループホーム内で動物を飼っているところもあります
ペットと利用者の間のルールがしっかり作られていないところも多く、正しい距離感で接することのできない利用者も見受けられます
職員もペットと利用者の間の距離間、接し方などを正しく伝えることができていない
けが人出ますよ・・・けが人出た後のペットはどうなります?

私も自宅に3にゃんいますので、ペットの力は本当に偉大です
でも、家族としてちゃんとした世話が必要です
そして、それを最後まで続けなければならないんです

この状況。
やばい。なんか策はないか…なんか…策は…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?