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大学軟式野球日本代表学生コーチを志すあなたへ。

おそらくこの文章に辿りついたあなたは
自チームではスタッフの役割を担いながら
チームの勝利のために貢献している人だと思います。
選手をしながら学生監督をしている人
学生監督に専念している人
学生コーチをしている人
自分なりに頑張っているはずです。
練習環境を確保し
練習メニューを考え
金銭管理に務め
合宿の計画をし
メンバー選考に頭を悩まし
時には選手から冷たい言葉を浴び
時には選手が自分の元から去っていき
自問自答を繰り返す日々でしょう。
全てはチームがよりよいチームになるために
考えて行動しているつもりなのに
どうしたもんだか
その行動が全部裏目に出る。
なかなかチームはまとまらず
自分の思うようにはなっていないはずです。
でもね
それでいい。
誰の手も借りず
1人で責任を背負い
誰よりもチームのことを考えて動き続ける。
むちゃくちゃかっこいいじゃん。
やってることは不器用でブサイクだけど
あなたのその熱量が届く日がいつかきます。
大学軟式野球日本代表学生コーチになるためには
選考会を通過しないとなれません。
選考会でも代表活動でもそうですが、
良くも悪くも
何も指示されません。
自分の頭で考えて
自分の頭で答えを導き
自分の頭で正解にする必要があります。
つまり
正解なんて最初っからなくて
求められるのは
「自分の出した答えを正解にできる能力」です。
答えを導くためには
膨大な知識量と経験が必要だし
正解にするためには
信頼関係と説得力が必要です。
生半可な知識量と経験で出した答えが
スキだらけなのはすぐにわかります。
だから
誰よりも素直であってください。
誰よりも努力してください。
誰よりも経験を積んでください。
厳しいようだけど
「自チームで監督してます!」
「コーチしてます!」
という経験だけじゃ甘い。
そんなことは全国どこ探してもみんなやってるから。
他の時間を使って何してる?
暇な時間ができたら何してる?
自分から外の世界に飛び出して
より厳しい環境に飛び込んでください。
もっともっともがいてください。
あなたが大学軟式野球日本代表の学生コーチとして
活動する意味を
問い続けてください。
そうすれば
大学軟式野球日本代表学生コーチは目の前です。
そして
大学軟式野球が世の中にまだまだ認知されていない
厳しい現状を一番痛感しているはずです。
その現状が悔しくて悔しくて悔しくて
たまらないはずです。
硬式野球や準硬式野球と常に比べられ
周囲から冷ややかな視線を浴びせられ
「だから、軟式野球は....」
と思われている現状に気がついているはずです。
そんな現状を変えるために
行動してください。
本当になんでもいいです。
SNS発信をするでもよし
いつもお世話になっているお店にビラを配るでもよし。
色々な人を巻き込んで
大学軟式野球発展のために
行動してください。
その小さな行動が未来の大学軟式野球につながります。
僕らがおじいちゃんになった時に
大学軟式野球が廃れてんの悲しいじゃん。
そんな未来は嫌だから
全力で明るい未来を掴まえに行こう。
最後まで文章を読んでくれて
ありがとう。
なんだか偉そうに文章を綴っていますが、
僕は代表で何も生み出すことはできませんでした。
何も変えることはできませんでした。
そんな経験を語り継いでいくのも
僕の使命だと思っているので
文字という形で残しておきます。
僕もこんなところでウジウジしてられません。
明るい未来を迎えにいきたいです。
がんばろうね。
そして
この文章を読んでくださった方の中から
大学軟式野球日本代表が生まれると嬉しいです。
その時は
ぜひDMにでも連絡ください。
この文章を読んでくださった方の
活躍を心より期待しています。




12.28(火)
北風が吹き荒れる冬の日に卒論執筆に追われながら。
2021大学軟式野球日本代表学生コーチ
松原旭飛

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