投票所で見かけたお爺さん

 
今日は10月31日ついに投票日ということで行ってきました。

そこである光景を目撃しました。
全身によくわからないチューブが付いたまま可動式のベッドで看護師を2人引き連れて投票に来ているおじいさんが居たのです。

うお、なんだ?スゲーなと思った反面、日本中にこのような人が沢山いる事を考えると、色々と考えてしまった。

こう言ってしまえば何なのだが、そのお爺さんだって次の総選挙に投票出来るかどうかも怪しい。言ってしまえばこれから日本がどうなろうとあまり関係のない立場だともいえる。本人だってそれはわかっているだろう。

しかしだからなんだ?それでも投票するんだよ!国民の義務を果たすんだよ!
そんな気概をそのお爺さんからは感じることが出来た。
コロナ対応等で色々思うところもあり、自分の為というよりは後輩の為に投票をしに来たってな所だろうか?


いやまあ、あまりジロジロ見るのも失礼なのでひと目見ただけだし、後半ははっきり言って僕の勝手な想像なのだけれども、投票に来たことで世の中は広いなと思った出来事でした。

 世の中には色々な人がいてそれぞれが事情を抱えて生きている。不満や言いたい事などもあるだろう。
確かに一票入れたくらいで世の中が変わる事はない。だけど世の中の大多数はインフルエンサーでもなんでもなく組織票のような大量の票を動かす権力なんて持ち合わせて居ない。
ぐっとこらえてその一枚の投票用紙に自分の想いをぶつけるしかないのだ。
その小さな投票用紙に。

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