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すぐ「海外に行け」とかって言う奴はバカなんじゃないか?って話し


大麻解禁の話しになるとすぐに「ここは日本だ、海外に行け」と仰られる方々が居ます。

主に政治的に保守と言われる方々が水戸黄門の印籠のように使う「コレ」なんですが、僕はこれを聞くたびにヤバくないこの国?と思っています。
何も大麻に限ったことじゃ無いんですけどね。
この意見がまかり通ってるのは右とか左とか関係なく一応民主主義の国としての結構な危機ではないのかと。


普通にこんなもん言論としてあり得ないと僕は思うのですが、なぜあり得ないのかバカにでもわかるように例を出して説明します。

一時期民主党が政権を取りましたね?その時は自民党はじめ保守の方々が民主党の不満を色々と述べる訳です。内容の是非は別としてそこで鳩山でも管でも野田でもだれでもいいですが言う訳ですよ。

「ここは日本であり、民主党が政権を取っている。気に入らないなら海外に行け。」

最近ですと、自民党の一強ではありますが、自民の中でも総裁選で割れて色々と揺れてます。野田聖子や高市早苗、河野太郎を支持していた人達は多少なりとも岸田内閣に対してそれは違うんじゃないか?と思う部分もあるでしょう。しかし岸田新総裁が同じように言う訳です。

「気に入らないなら海外にいけ。」

最近は諸説ありますが、岸田新総裁が誕生して以降株価も下がっています。金融所得増税を明言してる岸田新総裁に対して投資家の方々は言いたいこともあるでしょう?
しかし岸田新総裁は言う訳です。

「気に入らないなら、海外に行け」

ざっと例を挙げましたが、どうですか?「気に入らないなら海外に行け」なんて言説は日本で起こるすべての問題提起を問答無用でシャットアウトする便利な言葉ですが実態は、「何も言い返せないから最後の最後に出てくる捨て台詞」ではないでしょうか?
「ここは日本だ、海外に行け( ・`ω・´)ドヤ」なんて言ってそれで論破した気になってる人達はバカでしかないと思うのですが(実際それ以外の何?)こんなものを一応は知識人とされている人達まで平気な顔で言うこの国の現状はどうなんでしょうか?
流石に政治家で言ってる奴は見たことないけど、ということはやっぱ言っちゃいけないって事の証明でもある。

日本国内の起こっている、また起こりうる問題に対して「海外に行け」は何の解決策にもならず、議論しない理由にはなりません。普通にわかりますよね?
これに関しては僕が個人的に推している大麻の合法化の是非は関係ありません。議論の題材が何であれ「海外に行け」は理由になりません。

ここは民主国家の日本であり日本国憲法第十九条にて「思想良心の自由」が保証されています。そんな憲法が気に入らないなら貴方が海外へ行かれてはどうですか?

















最後にもう一度力強く言いますが「気に入らないなら、海外に行け」なんてのはバカの言う言葉です。2度と口にしてはいけません。

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