自分が人種差別を受けたなと思った日のこと

ニューヨークに来て4ヶ月が経ち、Final Exam Weekも終盤。冬休みを迎えようとしているところです。

ちなみに、スノーストームの影響でだいぶ授業がつぶれました(笑)ストームっていうから、ブォォーーーンみたいな台風的なものを想像していたら、ただただシトシトと雪が降り続いていくだけでした。しかしここまで降った雪は生まれて初めて!

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池が凍るのも初めて見ました!本当に、氷の膜が張ってるとかじゃなくて、かなり分厚い氷なの!棒とか石を投げても、コツンっていって、無敵。゚(゚^o^゚)゚。

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毎日-2~4℃くらいで過ごしているので、寒さはだいぶ慣れて、むしろ8℃とかになると、あったか!!!と思ってしまうし、10℃を超えた時なんか何着たらいいかわかんなかったです。゚(゚^o^゚)゚。

でももうそんなのも遠い昔の話で。。。

今週の気温。。。

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#-14℃とは



「あたおか」ってこういうことでしょうか



(気温を決めるのは「あたま」ではない)



使いたくなりがち「あたおか」



多分もう使わない



で。


(きっと)何度かお話ししたように、私が留学先にアメリカを選んだ理由は、ほんっっとうに様々な人種、国籍、ジェンダーを持った人々が溢れている場所に飛び込んでみたかったから、また、そんなmulticulturalな国で、どうして共存できるのか、一方で差別はどう起こるのかを学び、見て、感じてみたかったから、なのですが。

実際来てみて思ったのは、日本、社会がシンプルにできすぎ(笑)

ほぼ単一民族の島国で、みーんな似たような顔、みーんな似たような暮らし。まぁ、家計的に差はあっても、Social Classで人を区分するほど階級という概念そのものがないし。学力に差はあっても、頭がよくて大学や院に進学した人たちだって、高卒の人だって、自分なりに人生を充実させることができる。

平和すぎる (′ʘ⌄ʘ‵)

まぁ、他の国と比べたら、国の制度とか運動とか、人々の意識は遅れてる。例えばLGBTQの権利問題とか、女性の権利問題とかは規模が違いすぎる。ちまたで行われているマーチももちろんそうだけど、授業でJanelle Monaeの“Pynk”のMVを見たときは、そこまでするかと本当に唖然とした、、、(詳しくは調べて見てください笑)

そういった活動が遅れている日本だけど、なんでかって、みんなきっと声をあげて不満をぶちまけるほどに日常的に支障を受けていないか、不平等がほぼ社会化され内在化されてるから、訴えて逆に自分が批判くらったり、マイノリティーな立場になるくらいなら黙って従っとこう精神なんだろうな。

皮肉なようだけど、それも平和だと思ってしまう。

道ばたで急にカースワーズ言われたり、キャットコールされたり、暴力沙汰の事件もなかなかないもんなぁ。

きっと他の国の人から見たらきっと奇妙に見えるんだろうけど

そんな平和が当たり前の日本に生まれてよかったなぁ

でも、ずっと日本にこもってなくてよかったなぁ、とも思う。


で、本題はこっからなんですけど (′ʘ⌄ʘ‵)

意外とこっちに来てから、差別的なことは受けていません。

2回かな

あるやん。笑

来る前はめっちゃ心配だった。完全にアジア人フェイスだし、まず人が寄ってこないんじゃないかとか、友達できるんだろうかとか、そこまで思っていたけど、アジア系アメリカ人がとっても多いから、アジアンフェイスが多すぎる(笑)(喜)

そこで新たな「アジア人顔をしていても英語が喋れて当たり前」というプレッシャーに打ちのめされるのですが。(勝手に思ってるだけ)(みんな優しいよ)

いつも話が逸れます。


で、1回目は、実は私じゃなくて友達です。

来て1ヶ月くらいの頃かな?日本人の正規留学生の先輩のお家で日本人留学生歓迎パーティー的なものがあった日のこと。日が暮れてもう6時くらいだったと思うんだけど、5~6人?もっといたかな?そこそこの人数(みんな日本人)で歩道を歩いていた時。

通りかかりの車に「×*@○△%&#~~~!!!!」って、なんか叫ばれた?と思った瞬間。

車の窓から溶けたアイスクリームのカップがこっちに向かって飛んで来て、私のちょうど後ろを歩いていた友達の足に命中。ジーパンから靴まで汚れちゃったんです。

街灯はあったけど、暗かったから、もしかしたらこっちの顔まで認識してないかもしれないけど。

もし私たちがアジア人だってわかって意図的にやって来たなら、やだなぁ。

歌舞伎町の酔っ払いとかじゃないんだよ?車運転してるから、飲酒とか薬はしてないはずだし(してたとしても狂うまではしてないはず)、正気でやるなんて、ひどいなぁ、と。


あと、食べ物は粗末にしちゃだめだよ

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真夏の部活の午前練帰りにコンビニでガリガリ君買ったら出した瞬間に全部棒から落ちたなぁ。。。




ま、それが1回目の経験でした。


2回目は、アイスクリーム事件ほど直接的に被害を受けたわけじゃないんだけど。

アメリカ人の友達4人と、日本人4人、韓国人3人の計11人で近くのレストランにご飯に行ったときのことです。

大人数で予約をしたので、客席のどセンターに11人用のテーブルを無理やり作ってくれました。

みんなが食べ終わった後、数日後に誕生日を控えた私と韓国人の友達のために、サプライズでバースデーケーキが運ばれて来ました。

まずはじめに、韓国人の友達に向けて、韓国語で、次に私に向けて英語でHappy Birthday to you~の歌を歌ってくれました。

そこまでは、なんとも思いませんでした。

しかし、数分後、もう1組、私たちの後ろに座っていた家族にもバースデーケーキが運ばれて来ました。へ〜バースデーラッシュじゃん、すごぉ、今日。と。

驚いたのはその後。その家族が歌を歌い出すと、全く赤の他人であろう隣の席の人も歌い始め、ちらほら色々なテーブルで手拍子が始まり、客席がバースデームードに。

んん?

うちら、さっきやったのにな

客席のど真ん中で11人で盛大にやってたのにな

何にもなかったな

まぁ、韓国語でスタートしたからもあるかもしれないけど、英語でも歌ったし、手拍子くらいしてくれてもいいし、別に求めてないけど、、、

アメリカ人の友達も、Fu** you racist!とつぶやいてました(笑)

じーんわり、やな感じ。

ちっぽけなことだけど、まだ差別ってあるんだなって、思いました。

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まぁ、無事ハタチに慣れたからどうってことないさっ


そんな感じです。

オチを作るのって、苦手です。


あ、ちなみにですが、私的に日本は、こうした差別はないにしろ外国人嫌悪の大国だと思います。xenophobiaって単語を知った瞬間、日本やんと思ってしまいました。嫌悪というか、線引きすぎ?「外の人」と思いすぎ?まぁ、あんなちっぽけな島の日本人王国に生まれ育って、当たり前なんだけどね。

東京とかじゃ今となっては、色々な国の人が歩いてたり働いていたりっていうのは日常風景になりつつあるけど、まだまだダイバーシティへの道は遠い、、、

そんな私が心にぐさっと刺さった動画がありましてね

BuzzFeed Japanって知ってますか?私大好きで、インスタフォローしてるんですけど。(特にIGTVのアミのオトマリカイが好きです)

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だいぶ前にアップしていたものなんですが、この話をしてたら、ふと思い出しまして。若干今日のnoteの内容とはズレますが。思い出したんです。

「外人」って言葉をどう思う?っていうトピックです。私もずっと昔から、「外人」っていうワードは絶対に使わないようにしています。「国」って字が抜けるだけで、全然違うからね。

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すごく考えさせられるので、ぜひ見てね


では〜


maa


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