誰にでもあるクリエイティブ
クリエイティブ(創造性)という言葉を聞くとレオナルド・ダヴィンチのような天才的な人しか持ち合わせていないと思って敬遠しがちな人が多いのではないでしょうか。実際自分も縁遠い言葉だと思って生きてきました。しかし、デザイン系の勉強をしていく中で、本を読み、少しクリエイティブについて考えるようになってきました。
自分の理解の変化の中で、誰しも大なり小なりクリエイティブを持ち合わせており、すでに自分の仕事、趣味、生活、人生という土俵でクリエイティブな活動をしているだと思うようになってきました。ただ、認識できておらず、活かせていないのかもしれないと。
クリエイティブの定義としては、
「新しい価値を生み出す」
「未知に働きかけ、カタチにする」がある。
しかし、これでは自分事として捉えにくいので、もう少し自分事になるレベルにクリエイティブを以下のように捉えてみました。
「自分の内側から湧き起こる
感性・直感やビジョン・想像に従って、
行動し、つくる力」
自分という受け皿を通して、オリジナルのアウトプットする。
ありのまま自分で感じたこと、直感、気づきをすぐに行動に移す力。とりあえず、やってみる。とりあえず、カタチにしてみる。
そして、その自分という受け皿を広げるために以下のことを意識するのが良いと考えています。
「独自性」については自分を信じることが大事だと思っています。自分のこれまでの経験や感性を大切にし、そこからあふれ出すありのままの自分をさらけ出し、人に影響を与えることができると信じてみる。
「実行性」については積極的に新しいことに挑戦し、結果はどうあれ、直感や仮説を持ってどんどん仕掛けて、自分の枠から少しずつはみ出してみる。その過程を楽しみながら学び、行動する。途中モヤモヤや痛みを伴うがそれは自分という受け皿の枠を広げようとしている証拠だということを知っておくと、行動し続けれると思います。
そして、積極的に行動する過程で「創造性」が出てくる。自分が捉えている創造性とは新しい思わぬつながりととらえています。人とのつながりや、異なるアイディア同士のつながり、技術同士の組合せなど。実行性で自分の枠を広げていく中で、人との出会い、思わねアイデア同士のつながりが生まれてくると考えられます。そのためには楽しむことや遊びが大事になり、思わぬ出会い・つながりに繋がると思っています。
真っ白なキャンパスに何かを描くように。
何もないまっさらな土地に家が立つように。
ただ何もない所からスタートするのではない。すでにある自分という感性やこれまで人類が長年積み重ね伝承された知識や技術、人とのつながり等今あることを活用し、つなげ、創っていく。
自分を活かし、周りにあるものを活かす。
クリエイティブのマインドセットを持てば、日々の毎日を面白くし、自分や他者の幸せにつながると考えています。
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