初めまして

まぁと申します。
50代。
看護師をしています。

50代になってしばらくした頃から
20代の頃、すごく印象に残った瞬間が
頭に蘇る様になりました。
その瞬間とは
50代の人の 手の甲 を見たときの事。

そこに刻まれた皺がとても強くて、重くて
そしてどこか少し寂しげで
それが図太い槍のように私の心に刺さったのです。

いつか自分もあの皺を持つ時が来るのだと思いながら
まだその時には皺の全く無かった自分の手を見つめていました。

一つ一つ皺が刻まれていく人生とはなんだろう?
そんなことを実際は実感しているようでしていないような日々の中
50代になる頃には きっと悩みもなくなって
大した人生を送れているのだろうと、
冬はマックスマーラのコートを着ながら
髪を整えて ばっちりお化粧して
ハイヒールで街を闊歩しているのだろうと、

 何の 根拠もないままに思ってました(⇦バカ。

実際に50代になった私は
流れに流されてアメリカのアリゾナ
山に囲まれた、レギンスが主流の街
ハイヒールなんてほとんど見かけない街に住んでいて

これからどうやって歳を取っていくべきなのか
考えに考えながらも 答えなんて出るわけも無く
そしてそういう時に限って
嫌なことって起きて
それも次々と。

誰かとの関係が上手くいかなかったり
自分の仕事がうまくいかなかったり
夫の仕事がうまくいかなかったり
ぎっくり腰になったり
嫌なことが仲良く手を繋いでやって来た。

それでも毎日を楽しく生きたい。
でも、どうしたら楽しく生きられる?

で、大学院に行くことにしました。

ずっと看護師をして来たけれど
だからと言って看護師の仕事がすっごく好きってわけでもないけれど

ちょっと大学院に行ってきます。
50歳を過ぎて、
それも、アメリカで。

マックスマーラは着てないけれど
そんな 50代の大学院生活をここに 残そうと

note
始めます。

よろしくお願いします。


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