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過去から本当の自分が見えてくる

自分らしさがわからなくなってきた。本当の自分って何?
周りから求められる自分に染まってきてはいないだろうか?

ふとした瞬間に
私も「本当の自分さがし」をしていることがある気がします。

子供の頃の自分を思い返してみることってありますか?
学生時代よりももっと小さな頃のことを。

最近の自分を見るだけでは見えてこない「自分らしさ」は、案外幼少期のエピソードの中に隠れていることがあると思っています。

灯台下暗しというのでしょうか。自分のことはやっぱり自分の中(過去)にあるというわけですね。


ドラマや漫画のキャラクターに例えるなら?

以前、「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」の著者である八木仁平さんのイベントに参加する機会がありました。

イベント終了後に、「世界一やさしい才能の見つけ方」ワークをやってみました。

書籍の中に自分で質問に答えながら才能を見つけるワークもたくさんあるので、ぜひチェックしてみてほしいのですが、特に個人的に面白かったのが「他人に聞くワーク」

ちょうど実家へ帰る機会があったので、母にこの質問を聞いてみたんです。

『私がドラマや漫画などで似ている性格のキャラクターは?』

この質問に対して母は速攻で「おおかみこどもの雨と雪」のおねえちゃん「ゆき」と回答。

幼少期の好奇心旺盛で動き回ってる感じとか、あっけらかんと「そんなんじゃ生きていけないよ!」っていう感じとか笑

もしかすると、皆さんが思う私と少しイメージが違うかもしれないですよね。自分という1人は周りからはさまざまな見え方をしているというのがわかって面白い。

自分を知るという上で、子どもの時の自分について考える時間はとても有効な方法だと思っています。

callme.が隔週日曜20時にお送りしている
「あのねラジオ」
#14「過去から本当の自分が見えてくる」の回でもお話をしています。

子供の頃を思い出してみる

過去の自分から「本当の自分」を見つけていく上で思い出してみてほしいのが「よく褒められたこと」「注意されたこと」の2つです。

この2つを考えるだけでも過去の自分から「奥底に眠る本当の自分」が見つけられるかもしれません。

今回は、私の例を挙げてみますので、ぜひ一緒に考えてみてくださいね。

周りからよく褒められたことは?

私がよく周りの大人から「面倒見がいいね」と褒められることが多かったです。

というのも、周りには同年代よりも年下の子が多かったので一緒になって遊んだり、喧嘩の仲裁をしたりすることが多かったからかもしれないです。

私にとって面倒見の良さは、「相手の立場になって考える」ことと同義です。まだ自転車に乗れない子と一緒に遊ぶなら何が楽しめるか?など。

思い出してみると、幼いながらそれぞれの状況や好きなこと、できることを見た上で「さて、何して遊ぼうか?」を考えたり声をかけたりしていました。

よく注意されたことは?

反対に親から「やめなさい」とよく注意されたのは、私のアクティブすぎる行動に対してだったと記憶しています。

私は気になるものに対して「それ何?」と質問したり、知らないものはとにかく触って確認したくなったりするような子どもでした。

それはもう親は大変だったと思います……(笑)。

例えば、「電球は熱いから触らないように」と言われたら、触って確かめたくなる。触ってみるとやっぱり熱くて指が痛くなって泣いてましたし、

階段があるから足元に気をつけるようにと声をかけてもらった次の瞬間に転ぶような子どもでした。落ち着きがないというかなんというか…笑

過去を繋いで見つける「本当の自分」

1つ目の褒められたことからわかる本当の自分は「無意識にあるいは苦労なくできる自分の強み」です。

周りから褒められていることは今も無意識にできていて、最近のエピソードでもこの強みが活かせたシーンがあるはずです。

私にとって周囲への気配りというのは、苦労なくできることです。今でも周りをよく観察して一人ひとりに声をかけられるというシーンが多いかもしれないです。

そして、2つ目のよく叱られたことからわかる本当の自分は「今は見えにくくなっているブロックされた本心」

わからないままにしたくないというのが私の欲求ですが、今は人に聞くということが減りました。とにかく自分で調べ尽くすという行動に変化しています。

この場合であれば、本心を押し殺しているのではなく、手段が変わっただけですが、やめなさいと言われ続けた結果、自分の本音でやりたいことを奥にしまい込んでしまうことだってあるんですよね。

そういえば、こんなこと好きだったな。最近できていないなと思い当たることはありませんでしたか?

本心を振り返って考えてみる

過去の自分を振り返ってみると、自分の根っこにある本心に気づくことがあります。

見方を変えてみれば、幼い頃から褒められていることがいつからか自分の中の「鎖」になっていることもあります。

本当の自分がやりたいことではなくても、周囲の期待に応えてきたこれまでの自分という名の鎖が今の行動に制限をかけていることもあるでしょう。

周りから言われてきた言葉は、いつの間にか自分の中の「当たり前」になっていることも多く、その当たり前から抜け出せずに、自分を見失っていってしまう人だっているのかなと思います。

人は周りの人からさまざまな影響を受けながら成長していく。

だからこそ価値観も考え方も変化し続けます。

でも、ときには立ち止まってみて、本当に自分がやりたいことかな?と考えてみる。そんな時間も大切なのかなと思います。立ち止まってみるから自分が見えてくることだってあるものです。

自分の意思さえあれば考え方も生き方も変化していい

自分の本心に従って、美味しいパンケーキを頬張る。そして今日のくまちゃんを発見!

子どもたちを見ていると、今眠いんだなとか楽しそうだなとかとっても伝わってきますよね。

一方で、大人になるにつれて感情は表面化しづらい。それどころか感情さえもコントロールしようとすることだってあります。

たまには、こどもの頃を思い出して、自分の好きなこと嫌いなことをノートに書き留めて感情を出してみるのはいかがでしょうか?

先ばかり見ていると、歩いている今の自分が見えなくなりやすい。だからこそ私は今の自分を見つめる「向き合うための日々のクエスチョン」が大切なんだと思います。

日々のクエスチョンは、小さな問いかけで十分です。
今日食べたいものでもいいし、嬉しかった出来事を思い出すだけでもいい。

生き急がずに、自分のペースで歩くから見えてくる、“当たり前に隠れてしまっていた幸せ”に今日も気づけますように。

(ちなみに、私はくまちゃんを探すのが日課です笑)

少しだけ立ち止まり振り返ってみる機会になれば幸いです。


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