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やらないことを選んだっていい

選択肢と聞くとAかB。どちらかを選ばなくてはいけないと思いがちです。

でも本当は、どちらも選ばない。「やらない」を選んだっていいんだと思っています。

今回は料理を作るのが面倒だな…と思った日に
ふわふわと考えていたことを書き綴ります。


立ち止まるのは難しい

「やらない」を選ぶのはときに勇気が必要なことでもあると思います。人の目が気になるし、自分の評価に傷がつくかもと怖くなるかもしれません。

怖さを感じたくないから、怖いという感情を見て見ぬふりするように、動き続ける。何かをやっている自分にこそ価値があるなんて思うかもしれませんし、私はそう考えることが多い方です。

この時期で一度立ち止まる、やらないをあえて選ぶことも忘れないようにしたいなぁと思う今日この頃。

自分で選択肢を狭める

心理学の中に「ダブルバインド(二者択一法)」という言葉があります。

たとえば、相手にNOと言われないように

「今度の食事は、洋食と和食ならどっちがいい?」と相手に投げかける。相手は食事に行かないという選択肢ではなく「洋食」か「和食」を選びます。

これはよく営業のセールストークとしても取り上げられることが多いのですが、実は"セルフ"ダブルバインドしてる方も多いのでは?とわたしは思っています。

具体的には、
どんなに仕事で疲れ果てているときでも「今日の夜ごはんは、簡単にパスタですませるか、残り物の野菜炒めにするか…」というように、

無意識のうちに「料理を作らずにお休みする」という選択肢を見落としていることもあるのではないでしょうか?

やらないを選んだ先

選択するのは、あくまでも手段(通過地点)であり、大切なのは選択した、あるいは選択しないことを選んだその先です。

日々は選択の連続だからこそ、無自覚に「やらない」「おやすみする」というCの選択肢を忘れがちなのではないかと思います。

一生懸命取り組むことは大切ですが、自分がバッテリー不足で動けなくなってしまっては本末転倒。

5月に入った今だからこそ、もっと休んでもいいじゃない。と自分にやさしく、そしてゆるっとした考え方を伝えてあげたいですね。

今日は「何をしない日」にしますか?

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