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大阪のイベント「Waacking life」はシャトルランより過酷

Maa2です。
ダンス界の大阪万博、オスンに参加した後
毎日他のイベントに参加。大阪最終日に「Waacking life」というイベントに出た。

これは大阪で2か月に一回くらい開催されており、優勝したらチャンピオンシップのシード権が得られるとか、得られないとか。
海外ゲストや大阪の若いめちゃうまダンサーがジャッジをすることが多いのが特徴のようだ。

このイベントの数週間前、初参加だったのでわくわくしながらエントリーしようと詳細を調べようとインスタを確認したところすでに枠が埋まり、キャンセル待ちだと告知されていた。

ぐにゃあ

0次予選敗退気持ちよすぎだろ。
名前が「Waacking life」だったので油断した。
イベントの名前が「Waacking lifeとアズカバンの囚人」とか殺伐としてたら心構えをしたであろうが、完全に平和そうな名前に油断した。

もうエントリーがすぐ埋まる人気イベントは
イベント名の後に最後
「/インフィニティ・ウォー」ってつけるよう
法改正に動きたい。

0次予選敗退男となり、目がアレになりそうになったが、何も知らなそうな雰囲気を出しながらエントリーすることにした。

「準備中」と看板が出された飲食店に「今やってる?」と突撃するオッサンたちのことを意味がわからない、理解できねぇと学生時代思っていた。
その意味わからない生き物、地域の変わり者、略して「ちいかわ」に今俺は“成った”のだ。

俺自身がちいかわになることだ。

エントリーしてみると、「今増枠を検討しているのでエントリー可能です」と返事があった。

「【朗報】エントリーの埋まったイベントに参加する方法、ついに見つかる」とか某匿名掲示板に書きそうな喜びをこらえ、エントリーできることになった。

良い子のみんなはマネするなよ。諸刃の剣ぞ?これ。

そんなこんなで当日と前日のwsに参加できることになった。

前日のwsは一部自分のレッスンでしてたのと同じ話をしていてテンション上がったけど、説明が段違いにうまかったのと、その後の知らない話がおもろかった。

当日はエントリーしてみたら海外のダンサーと、あと若い子が多く、34歳真夏の大冒険と言ったところであった。

このイベントの特徴として、フルトーナメントかつ、一回バトルが最後までおわったら、もう一回フルトーナメントを行うシステムとなっている。


数少ない「時を戻そうシステム」を備えたイベント

いざイベントが始まると3サークル同時にみんな踊るので、だいぶカオスな空間になっていたが、こういう形で1on1で対面できるのはめちゃくちゃありがたい。

とりあえず2回トーナメントを終えるまでに7回くらい踊ったと思うが、本当に汗だくで死ぬかと思った。

というかもともと汗っかきなので正直会場についたあたりから汗だくではあったのだが、後半は走馬灯見えそうであった。バトル終わった直後に落ち着こうと水を買いに行ったら買い終わる前に出番がきたり。


俺には周りのみんなが
ミスターサスケに見えたね

周りは上手い人も多く、だいたい体力お化けばかりであった。

自分は特に惜しいところまでも行かずに敗退してしまったのだが、上まで行ったダンサーたちはえらいことであった。

オリンピックへ行け!とか
言いたくなるくらいみんな体力あった

そんな感じですべてのエネルギーを消費しつくした状態で終わった。
中国から来ていたサンキムというダンサーが印象的であった。
踊りも面白かったが、まず恰好がドラクエ7のキーファである。

このひと

序盤に「火炎斬り」を覚えて、とんでもない攻撃力を持っておきながら、ストーリー序盤で離脱し、二度と現れないあのキーファである。マジで食わせた「ちからのたね」とか全部返せと全国のプレイヤーに切れられていたそのキーファである。

ふざけんなよホンマに。

サンキムは確実に王子の血筋を引いていないと着ることができそうな衣装で化け物のような体力にクリエイティブスキルをたくさん持っており、経緯をこめて“王子”と呼びそうになる気品を兼ね備えていた。

フェードイン・ヤマモトという関東のダンサーがオスン前日のバトルで「インドの王子っぽい衣装」を着ていたが、(俺の中で)フェードインの王子の称号がわずか数日で剥奪となった。
明智光秀もビビって逃げ出すほどのミッカテンカ・ヤマモトを感じた。

また7月にもやるらしいのでぜひみんな出てみてほしい。

ただしアラサーにはイベント中に確実に走馬灯が見えるので「Waacking life/インフィニティ・ウォー」くらいのイベント名だと思って覚悟してほしい。

これにて大阪の旅は終了である。

最後に俺が泊まった西成の宿だけチラ見せする。

部屋狭かった
情報量少なくてワロス
今令和だぞ

人生は冒険や。

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